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卸サイトはネットショップ経営のニューノーマル!激安仕入れができるおすすめサイトを紹介

街の卸問屋での現金仕入れから、卸サイトへの移行を進める店舗が増えています。卸サイトとは、オンラインで取引を完結できる卸売りサイトです。仕入れの労力が削減でき小ロットで仕入れられることから、導入を進めているネットショップ経営者も多いのではないでしょうか。

この記事では今後卸サイトの活用を始めたい、もしくはより良い卸サイトを知りたいという方に向けて、卸サイトの概要やメリット・デメリット、おすすめの卸サイトなどについて解説しています。ネットショップ経営の参考にしてください。

激安仕入れも可能!?卸サイトとは

卸サイトとは、IT化された卸売業またはBtoB向けサイトのことです。ネット問屋やオンライン問屋とも呼ばれます。

IT化によって取引の手間が削減できることから、仕入先を街の卸売業者から卸サイトに移すショップも増えてきました。ECモールにおけるオンラインショッピングと同じ感覚で仕入れができるため利便性が高く、仕入れにかかる諸経費も削減できます。

また、ビジネスの規模や実績によって取引を断られることが少ないため、新規参入した個人事業者の仕入先としてもよく活用されています。

卸サイトを利用するメリット

卸サイトを利用するメリットとは何でしょうか。ここでは、仕入れ・発注管理のしやすさや、価格交渉がないメリットについて解説します。

卸サイトのメリット1:時間と場所にとらわれない仕入れが可能

卸サイトは24時間365日発注が可能です。自分の業務に適したタイミングで仕入れができるうえ、移動にかかる時間や交通費なども削減できます。

大型の家電や家具、大量の仕入れなどもボタン一つで実行でき、配送してもらえるため、人員の限られる小規模事業者も仕入れが容易です。

卸サイトのメリット2:発注ミスが減る

実店舗での口頭取引や電話注文では発注ミスが発生しやすい傾向があります。一方、卸サイトでは自分で商品と数量を選んで発注するだけであり、多品種・小ロットの発注業務でもミスが起きにくい点がメリットです。

電子記録も自動的に残るため、後からトラブルになることもほぼありません。

卸サイトのメリット3:価格交渉が不要

卸サイトでは基本的に価格交渉がありません。そのため、交渉スキルによる競合他社との差が出にくい点もメリットです。

また、価格交渉がないために円滑に取引を完了させられます。ただし、卸業者と会話をする機会は少なく、親密な関係を築いて仕入れ価格を下げることや耳よりな情報を得ることは難しい面があります。

卸サイトを利用するデメリット

卸サイトを利用する前に知っておきたいデメリットもあります。ここでは、価格競争が激化しやすいことや、消費者向けのネットショップに近い卸サイトが多いことについて解説します。

卸サイトのデメリット1:価格競争に陥りやすい

誰でも仕入れられる卸サイトではライバルも同じように仕入れるため、ECモールでの価格競争が激しくなる傾向があります。十分な利益を上げるには、他の卸サイトや複数モールの価格情報をチェックして仕入れる必要があります。

このような作業は、特に多店舗経営で負担が大きくなりがちです。各モールの販売手数料や月額利用料、利益率などの情報を一元化できるツールを導入することで、業務を効率化しましょう。

卸サイトのデメリット2:実質上ネットショップのような卸サイトもある

卸サイトの運営会社の一部は一般消費者にも商品を販売しています。このような場合、消費者向けの販売価格と卸価格が近く、大きな利益は見込めません。自社が出店しているECサイトにこのような会社が存在している場合は、価格では勝てないことになります。

卸サイト同士の価格競争によってECモールで値崩れが起きることもあるため、複数のECモールの価格推移を効率的にモニターするツールの重要性が増しています。

個人・小規模ネットショップに向く卸サイト

ここからは、具体的にどのような卸サイトがあるのかを紹介します。まず個人や小規模ネットショップに向く3サイトを紹介し、特徴やメリットなどを解説します。

問屋国分ネット卸

問屋国分ネット卸は食料品や酒類、日用品、雑貨など幅広いアイテムを取り揃えている卸サイトです。小ロットの仕入れも可能であり、登録・利用料も無料であるため、個人や小規模ネットショップ経営者は会員になっておくと何かと便利です。

訳あり商品も扱っており、需要が高い商品をお得な価格で仕入れできれば、他店との差別化を図れます。

トップセラー

トップセラーは発注するとメーカーや販売業者から直接消費者に発送できる「ドロップシッピング」に対応している卸サイトです。在庫管理や発送業務を減らせるため、個人の副業用の卸サイトとしても人気があります。

仕入れ価格は高めですが、販売業務に集中したいネットショップ経営者に向いている卸サイトです。

NETSEA(ネッシー)

NETSEA(ネッシー)は日本最大級の卸サイトの1つです。幅広いアイテムを数多く取り揃えており、特に雑貨関連とアパレル関連に強みを持っています。

NETSEAでは登録されている卸会社、サプライヤーとメールや電話などで直接連絡できます。活用次第で、特定の卸会社と良好なビジネス関係を築けるでしょう。

食品の仕入れに向く卸サイト

ここでは食品の仕入れに向く卸サイトとして「Foodlive(フードライブ)」「エキセントリックコマース株式会社」「Mマート」の3サイトを紹介します。

Foodlive(フードライブ)

Foodlive(フードライブ)は伊藤忠食品が運営する、食品に特化した卸サイトです。伊藤忠食品は全国のサプライヤーとネットショップ経営者などのバイヤーをつなぐ役割を担っています。

情報の更新が早く、直接消費者に商品を発送するドロップシッピング形式にも対応しています。

エキセントリックコマース株式会社

エキセントリックコマース株式会社は健康食品やサプリメントを中心に取り扱っている卸サイトです。ボディケア商品も一緒に仕入れられるため、健康や美容などをコンセプトにしているショップ経営者に向いています。

Mマート

Mマートは居酒屋やレストランの経営者から利用されている卸サイトです。ネットショップ経営の場合は、家庭用の分量に分ける、商品をバランスよく組みあわせるなどの工夫が必要ですが、仕入れ価格を安く抑えられる点がメリットです。

アパレル(衣服)の仕入れに向く卸サイト

TOPWHOLE(トップホール)、SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)、GOMEN Online(ゴーメン オンライン)はアパレル関連の卸サイトとしておすすめです。それぞれについて解説します。

TOPWHOLE(トップホール)

TOPWHOLEはレディース・アパレル専門の卸サイトです。1点から仕入れができ、モデル画像も自由に使えることから個人や小規模事業者などに人気があります。ただし、月額利用料として3,000円がかかります。

韓国市場や中国市場で買い付けている商品も多く、韓国アパレルをコンセプトにしたショップ経営者などに特におすすめの卸サイトです。

SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)

2002年にサービスを開始したSUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)は、BtoBの卸サイトの草分け的存在であり、実績と信頼性を持っているサイトです。取扱商品数は56万点以上で、仕入れに利用している小売店舗は4万店以上もあります。

月額利用料として2,000円かかり、会員になるためには審査に通過する必要もありますが、有利な価格で仕入れがしやすい卸サイトです。

GOMEN Online(ゴーメン オンライン)

GOMEN Online(ゴーメン オンライン)は1923年創業の業界大手、総合衣類卸商社が運営している卸サイトです。婦人アパレルを中心にマーケティングや商品企画・販売まで行っていることが特徴で、ヒットする可能性がある商品をいち早く仕入れられます。

雑貨の仕入れに向く卸サイト

ここでは雑貨の仕入れに適した卸サイトとして「ザッカネット」「株式会社ファースト・アロー」「Benishi(ベニシ)」を紹介します。

ザッカネット

ザッカネットはその名のとおり、全国の雑貨メーカーや問屋などが集まっている卸サイトです。コミュニケーションサイトとしての役割も果たしており、掲示板で仕入れたい商品イメージを伝えると、商品を紹介してもらえるメリットもあります。

株式会社ファースト・アロー

おもちゃの輸入雑貨が充実している卸サイトが株式会社ファースト・アローです。国内では入手困難なおもちゃやユニークなおもちゃなどがあり、目利きができるショップ経営者ならば、利益率の高い仕入れができるでしょう。

Benishi(ベニシ)

Benishi(ベニシ)はインテリア輸入雑貨が専門の卸サイトです。数千円から数万円までの売りやすい価格帯を中心に集められているため、回転率の高い商品選びができるでしょう。クリスマスやお正月など、季節物の商品も充実しています。

海外からの仕入れに向く卸サイト

海外の卸サイトを利用して仕入れる方法もあります。代表的な卸サイトとして「AliExpress(アリエクスプレス)」「ebay(イーベイ)」「タオバオ」の特徴やメリットを解説します。

AliExpress(アリエクスプレス)

AliExpress(アリエクスプレス)は中国最大手の卸サイトです。中国サイトからの仕入れに不安を感じるネットショップ経営者は少なくありませんが、AliExpressは日本語対応が整っており経験の少ない個人事業者でも手軽に利用できます。

商品を受け取った後に入金されるシステムであるため、比較的安全な取引が可能です。また、セラーと直接チャットできる機能も備えています。

ebay(イーベイ)

ebay(イーベイ)はアメリカのカリフォルニア州に本拠地がある、世界最大級のオークションサイトです。各国の企業が参加しているため、外国で流行している商品を日本に輸入するなどの活用ができます。

ただし、個人利用もできるため、出店しているECモールで利益が見込める販売価格になっているか、しっかりリサーチしておく必要があります。

タオバオ

タオバオは10億以上の商品を扱っている中国のサイトです。ノーブランド品を安く仕入れられることから、個人からショップ経営者まで幅広く利用されています。

サイト内の言語や卸業者とのコミュニケーションは基本的に中国語です。場合によっては仲介業者に仕入れ代行を依頼したほうが、業務効率がよい場合があります。

卸サイトを活用するポイント・注意点

卸サイトを上手に活用するには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。3つのポイントを解説します。

法人や事業者しか登録できない卸サイトの仕入れ比率を高くしていく

個人が仕入れられる卸サイトは全般的に仕入れ値が高い傾向があります。

一方、法人や事業者しか登録できない卸サイトでは安く仕入れやすいことが特徴です。ショップの規模を大きくしていくとともに、このような卸サイトの比率を増やし、利益率を高くしていくとよいでしょう。

大量仕入れは高リスク

大量仕入れによって仕入れ価格を抑えようとするショップ経営者は多くいます。しかし、大量仕入れには在庫リスクが付きものです。在庫状況を随時監視し、小ロットで仕入れられる卸サイトを上手に活用すれば在庫リスクを軽減できます。

仕入れ作業の自動化を検討する

仕入れ作業を自動化していくことも重要です。複数の卸サイトを使い分ければ有利な仕入れが可能ですが、事業規模が大きくなるほど負担が増えやすいからです。特に多店舗経営においては、利益を伸ばせなくなるショップが多いので注意しましょう。

対策としては、仕入れ作業と在庫管理・発注管理・出品状況などを連動するツールの導入が必須です。

まとめ

オンラインで仕入れが可能な卸サイトは、ネットショップ経営者にとって必須のものになっています。卸サイトの活用をすることで業務効率化やコスト削減が可能です。事業規模や商品カテゴリーごとに適した卸サイトがあるので、上手に使い分けることで利益向上を図りましょう。

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