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【2021年最新版】楽天出店のメリット・出店方法・注意点について徹底解説!!

ネットショップを展開していて、楽天市場への出店を検討している人も多いのではないでしょうか。楽天市場は会員数が1億人以上と多いため、高い集客効果が期待できます。また、ポイント制度があるため、リピーターを獲得しやすいことも特徴です。

この記事では、楽天出店までの流れや楽天市場に出店するメリット・デメリット、出店の際にかかる費用などを詳しく解説します。ぜひ、お役立てください。

目次
  1. 楽天出店までの流れ
  2. 楽天市場に出店するメリット
  3. 楽天市場に出店するデメリット
  4. 楽天市場出店にかかる費用は?Amazon・Yahoo!ショッピングとの比較
  5. 楽天出店後に行うべきこと
  6. まとめ

楽天出店までの流れ

ここでは、楽天出店はどのように行うのか流れを順番に説明します。出店を目指している場合は参考にしてください。

出店の申し込み・手続きを行う

楽天出店する際は、まず「出店申込」を行います。ページにある「出店申込ボタン」から、必要情報の入力や公的書類を提出します。そのほかには、販売にあたって必要な営業許可の書類、商材の写真が必要です。また、登記簿謄本が必要になるケースもあり、個人事業主は住民票、印鑑証明書、自店舗の写真を用意しなければなりません。

出店審査が行われる

必要事項の入力や書類の提出が終われば、出店審査が開始されます。審査の結果によっては、出店できないケースもあります。審査に不安がある人は、新規出店コンサルタントに相談するとよいでしょう。

RMS(店舗運営システム)利用が開始する

出店審査を通過できれば、RMS(店舗運営システム)のアカウントが発行されます。RMS(店舗運営システム)とは、店舗運営やマーケティングに必要な機能を統合したシステムのことです。例えば、トップページ作成や決済、アクセス分析ができる機能を搭載しています。

開店前準備を行う(店舗情報登録・ページ作成など)

次に、開店前の準備をします。最初に店舗情報の登録を行いましょう。決済の登録や配送方法、営業時間などを登録します。そして、商品ページの登録も行います。商品ページとは、「買い物かご」ボタンが設置されているページのことです。

トップページの登録では、店舗の写真や店舗名、キャッチコピーなどを入れ、どんな店舗なのかをユーザーがわかるように登録します。最近は、スマートフォンが普及していることから、スマートフォンページの登録も忘れずに行いましょう。

オープン審査が行われる

出店準備が整ったのち、オープン審査が行われます。これは、店舗オープンにあたってユーザーが安全安心に買い物ができる状態であるかを確認するものです。また、オープン審査に通過するには、「店舗運営ルール検定試験」の合格が必須となります。わからないことがある場合は、店舗オープンアドバイザーがサポートしてくれます。

審査が通過し開店

オープン審査に通過すれば、無事に楽天への出店ができるようになります。多くの顧客を獲得するために、運営に力を入れていきましょう。

楽天市場に出店するメリット

ここでは、楽天市場に出店することでどのようなメリットがあるのか具体的に解説します。

会員数が1億人以上で集客力がある

楽天市場では、2020年4月時点で1億1,140万人以上の会員に向けて商売が可能です。認知度が高いため、信頼を得やすく、高い集客効果を期待できるでしょう。

楽天ポイント利用によるリピーター獲得が期待できる

ユーザーが楽天で買い物をすると、楽天ポイントが貯まります。楽天カードや楽天トラベルなど、買い物以外でもポイント獲得が可能です。ポイントが貯まると、「何かに使いたい」という心理が働くため、リピーターの獲得につなげやすいことがメリットです。

定期的にキャンペーンが開催される

楽天では、「楽天スーパーSALE」などの楽天市場のセールやキャンペーンが定期的に開催されます。そのときには、多くの楽天会員が集まり、店舗に足を運んでくれる可能性が高くなります。

アフィリエイトによる集客ものぞめる

「楽天アフィリエイト」とは、楽天市場の商品をブログやSNSなどで紹介し、商品が購入されると報酬やポイントが入るサービスです。楽天市場に出店すると、この仕組みが自動で利用可能になります。そのため、アフィリエイターを介した集客も期待できるのです。アフィリエイト経由で商品が売れた場合は、システム手数料は一部引かれることなります。

海外への商品販売も可能

楽天市場では、「楽天海外販売サービス」を利用すれば海外への商品販売も可能です。「楽天海外販売サービス」とは、中国、英語、韓国語対応のページを自動で作成できるサービスです。このサービスは、初期費用・月額費用が無料です。ただし、売上金額に対して4%のサービス手数料がかかります。

警視庁と連携・不正なアクセス・利用を監視している

楽天市場では、第三者による不正ログインや悪用などを防ぐために365日監視を行っています。警視庁とも連携しており、定期的に情報提供もしています。

ブランド・品質を守る取り組み(模倣品対策)がある

楽天市場では、偽ブランドなどの販売を防止するために模倣品対策の取り組みを行っています。模様品の疑いがある場合は調査を行い、事実が発覚した際には出店契約解除などの措置を講じます。

ECコンサルタントから店舗運営のアドバイス・提案が受けられる

楽天出店では、ネットショップ専任のECコンサルタントがつきます。相談すれば、売上向上のためのページ作りのポイントなどを教えてくれるため、店舗運営に役立てられます。

マーケティングのノウハウを学べる講座・イベントがある

「楽天大学」と呼ばれる動画講座があります。この講座では、集客や撮影、配送など店舗運営にあたって必要な知識を学べます。楽天出店すれば無料で受講が可能です。

無料のページ作成ツールが使える

ページ作成ツール「Sketch Page」を無料で提供しています。楽天出店がはじめてでも、このツールを活用すれば簡単にページを作成できることがメリットです。

配送作業が簡単

楽天市場は、他のモールと比較しても配送作業が簡単にできます。時間指定や日付を入力して、シンプルなボタン操作で送り状を出せるのです。自動的に送り状番号が登録されるため、手打ちする手間も省けます。

楽天市場に出店するデメリット

楽天市場に出店する場合はデメリットも把握しておくことが大切です。ここで、詳しく解説します。

競合が多い商品は埋もれる可能性がある

楽天市場で同じ商材を扱っているショップが多い場合、楽天市場内での上位表示が難しくなります。上位表示させて、多くのユーザーを集めるためには事前にしっかり調査して対策を講じましょう。同じ商材が少なく、値引きが少ない商材が売れやすいという傾向があります。

出店のための初期費用・月額費用が高い

詳しい金額は後述しますが、他のモールに比べて初期費用や月額費用が高く設定されています。しかし、費用が高いことには理由があります。メリットの箇所で紹介したように、会員数の多さ、模倣品・不正アクセス対策、ツールが充実しているといったことが理由として挙げられるでしょう。

販売手数料が引かれる

楽天出店では、商品を販売するにあたって手数料が発生します。具体的には、楽天ポイント原資やモールでの取引の安全性向上のための利用料などです。ただし、他のモールでもこのような手数料は発生します。モールを利用するにあたって必要になるため、出店を検討する際に把握しておきましょう。

楽天市場の指示に従う必要がある

楽天出店する際は、楽天モールのルールやルールの変更に従う必要があります。しかし、これも楽天市場に限らず他モールで出店する際も同様です。楽天市場では、違反点数制度を用意しており、違反内容によって点数が与えられます。この点数が規定の数字に到達した場合は、営業停止や違約金徴収などの罰則が課されるため注意が必要です。

複数モール運営の場合、作業の手間が多い

楽天市場以外にもAmazonなどを利用し、複数モールに出品している場合は出品作業や在庫管理作業などさまざまな業務が増えることになります。複数モール運営する場合は、作業の負担が増えないように、あらかじめそれぞれの使用頻度を決めておくなど工夫することが大切です。

楽天市場出店にかかる費用は?Amazon・Yahoo!ショッピングとの比較

ここでは、楽天出店にかかる費用をAmazon・Yahoo!ショッピングと比較しながら説明します。

楽天市場の出店費用・プラン

楽天には4つの出店プランがあります。2020年7月時点の費用は以下のとおりです。

・「がんばれ!プラン」:月額出店料19,500円(税別)・システム利用料月間売上高の3.5〜7.0%
・「スタンダードプラン」:月額出店料50,000円(税別)・システム利用料月間売上高の2.0〜4.5%
・「メガショッププラン」:月額出店料100,000円(税別)・システム利用料月間売上高の2.0~4.5%
・「ライトプラン」:月額出店料39,800円(税別)・システム利用料月間売上高の3.5~5.5%

また、決済サービス「楽天ペイ」の利用料金は、平均決済単価と月間決済高によって異なります。例えば、月商500,000円の場合、手数料は3.5%で175,000円かかります。

※参考:楽天ペイ利用料 料金テーブル|サービス・料金詳細

※参考:選べる4つの出店プラン|出店プラン・費用

Amazonの出店費用・プラン

Amazonには、「大口出品」と「小口出品」の2つのプランがあります。大口出品では、月額登録料で4,900円(税別)かかり、小口出品では月額登録料はかかりません(2020年7月時点)。また、販売する各商品においては販売手数料が発生します。販売手数料は、商品代金にかけたパーセンテージの金額になります。

※参考:料金プラン|Amazon出品サービス

Yahoo!ショッピングの出店費用

Yahoo!ショッピングでは、初期費用や月額システム利用料、売上ロイヤルティは無料です(2020年7月時点)。ただ、売上が発生したときは、ストアポイント原資などがかかります。例えば、月商500,000円だった場合にかかる費用は以下です。

  • ストアポイント原資:5,000 円
  • キャンペーンなどの原資:7,500 円
  • アフィリエイトパートナー報酬原資:455 円
  • アフィリエイト手数料:137 円
  • 決済サービス個別手数料:14,727 円

上記のような費用になり、合計で27,819 円(税込)となります。

※参考:月額費用シミュレーション|料金・費用について

楽天出店後に行うべきこと

ここでは、楽天市場に出店したあとに行うべきことを紹介します。運営を軌道にのせるために参考にしてください。

RMSを活用して分析を行う

RMSを活用して店舗の状況を分析しましょう。データ分析では、「R-Karte」が利用できます。「R-Karte」では、アクセス数や検索キーワード、各デバイスでのアクセスの割合など詳細なデータ確認が可能です。これらのデータを活用することで、売上向上のための精度を高めやすくなります。

ECコンサルタントへの相談・戦略を立てる

先述したように、楽天に出店すると商品ジャンルごとにECコンサルタントがつきます。プロのアドバイスを受けることで、商材の価格設定や企画立案などの戦略を一緒に考えられます。

課題解決・売上アップのための施策を行う

上記のデータ分析やECコンサルタントとともに考えた戦略をもとに、売上アップの施策を行いましょう。商品ページの見せ方を変えるなど、できる施策をすべて行います。また、施策を実行するなかで常に検証と改善を繰り返すこともポイントです。

ツールを導入し効率化する

楽天へ出店したあとは、データ分析や商品管理などさまざまな業務が発生します。業務効率化を図るためにも、ツールを積極的に導入することが大切です。ツールを活用すれば、複数モール運営する場合でも一元管理が可能になり、業務を大幅に効率化できるでしょう。

まとめ

楽天市場は会員数が多く、出店することで多くのユーザーを獲得できる可能性が高いです。また、専門のコンサルタントがつき、ノウハウを学べる講座も用意していることから、運営しやすいこともメリットです。

楽天市場へ出店する際は、ツールを活用するとより効率的です。Crossma(クロスマ)は、楽天市場をはじめとして、Yahoo!ショッピングやau PAY マーケット(旧 Wowma!)にも対応しています。複数モールを一元管理でき、作業時間の削減にもつながります。詳しい資料を無料で配布しているため、ぜひダウンロードしてください。

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