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楽天市場のメリット8選!ユーザーから選ばれる理由とデメリット&対処法を解説

ネットショップを多店舗展開しようと思ったときに、知名度の高い楽天市場を選択肢のひとつとして考える人は多いです。この記事では、楽天市場での出店を検討している人に向けて、楽天市場の特徴・メリット・デメリットとその対処法について解説します。楽天市場のメリットとデメリットの対処法を理解し、今後の多店舗展開や売上拡大に役立ててください。

楽天市場の特徴とは? 

楽天市場が創業されたのは、1997年5月、まだインターネット通販が一般的となっていなかった時代です。従業員6人、サーバー1台、13店舗と、当初はかなり小規模からの創業でした。パソコンを上手く使えない人や、地方の小店舗の人でも、簡単にお店が開けることを目的として始められ、その後株式公開やM&Aなどを通して事業は拡大し続けています。

2019年には、楽天会員ID数1億1140万以上、国内EC流通総額3兆9000億円までに成長しています。これは、大手百貨店売上の約6倍に相当する巨大な額であり、2018年より13.4%も増加しています。楽天市場の国内EC流通総額は、国内インターネット通販の中で26.8%を占め、国内シェアNo.1となりました。

出店数は2020年6月末時点で5万店を超え、利用者数は2019年4月時点で4804万人と堅調な伸びをみせていて、楽天市場が成長傾向にあることが分かります。

※参考:

売れるネットショップのはじめかた|Rakuten

「アマゾン」の利用者数は5004万人、「楽天市場」は4804万人【ニールセン調べ】|ネットショップ担当者フォーラム

新型コロナでECビジネスを始める企業が急増。「楽天市場」は出店者数が5万店を突破|ネットショップ担当者フォーラム

楽天市場のメリットとは?

楽天市場にネットショップを出店するメリットについて解説します。

メリット1:圧倒的な認知度・信頼による集客力

楽天市場は、圧倒的な認知度と信頼性を得ていて、集客力も非常に高くなっています。国内EC流通総額は、国内No.1のシェアを獲得しており、楽天トラベルなどの多くのサービスも提供しています。楽天市場を運営する楽天株式会社は、「東北楽天ゴールデンイーグルス」や「ヴィッセル神戸」のスポンサーであることも、楽天市場の認知度を高める要因となっています。

店舗に対する信頼性は、ネットショップ運営における集客のためには欠かせないものです。総務省の調査結果においても、ネットショップを利用しない理由として、ネットショッピング事業者への信頼性の低さがあげられています。楽天市場は、新規のユーザーが安心・安全に買い物できる環境を提供できるように、様々な取り組みを行なっているため、ユーザーからの大きな信頼を得ています。

メリット2:楽天ポイントを貯めて使うリピーターが多い

楽天市場では、独自のポイントサービスである楽天ポイントを実施しています。楽天ポイントは、基本的に100円で1ポイント貯まりますが、楽天銀行・楽天カード・楽天アプリの利用、キャンペーンなどによりポイント還元率が上がります。1ポイント1円で商品購入に利用できるため、実質1%以上の割引を受けて買い物ができることが、人気の理由といえます。

楽天ブックス・楽天トラベル・フリマサイト「ラクマ」・楽天カードでの買い物でもポイントが貯まります。実際に、2002年11月から2020年6月までの累計獲得ポイントが1万ポイントの人が2010万人以上、10万ポイント以上獲得した人が470万人以上と、多額のポイントを貯める人が数多くいます。楽天ポイント獲得を目的としたユーザーがリピーターになる可能性は高いです。

※参考:楽天ポイントお楽しみ図鑑|Rakuten

メリット3:定期的に開催される大規模なキャンペーンで集客が上がる

楽天市場では、定期的に開催される大規模なキャンペーンにより、集客が上がっています。楽天市場では、定期的に大きなセール・キャンペーンを行っており、テレビCM・インターネットなどで大々的に告知されます。セール・キャンペーン開催時には、楽天市場全体でアクセス数が増え、売上が向上します。

「楽天スーパーセール」の期間中は、ポイント獲得率も上がり、価格を大幅に下げる商品なども出てくるため、楽天市場へのアクセスが非常に多くなります。さまざまな店舗で買い物するとポイントアップされる「お買い物マラソン」、東北楽天ゴールデンイーグルスやヴィッセル神戸が勝つことで開催される「ポイントキャンペーン」などもあり、集客力アップが見込めます。

メリット4:「楽天大学」で成功のノウハウが基礎から身につけられる

楽天市場に出店すると、「楽天大学」でネットショップの運営について学べます。様々なネットショップが乱立している現状で、ただ商品を出品するだけでは売上につながりません。売上アップを目指すためには、集客力があり、ユーザーの目を引く魅力的なページを作る必要があります。

楽天大学は、楽天市場に出店している人であれば誰でも参加できます。「RUx」という無料のeラーニング形式のものと、有料で教室開催されるものがあります。RUxは、動画視聴による学習形式で、時間も場所も選びません。教室開催は有料ですが、他の店舗を経営している人と交流でき、新たな刺激が得られるでしょう。

メリット5:専任のECコンサルタントが1店舗ごとにしっかりとサポート

楽天市場に出店すると、専任のECコンサルタントが1店舗ごとにつき、しっかりとサポートしてくれます。専門の知識と経験をもったECコンサルタントから、ネットショップ運営に関するアドバイスがもらえます。出店前のページ作成から、売上向上のための運営に関するアドバイスを行ってくれるため、ネットショップ初心者にとっては、非常に頼りになります。

楽天市場は、地方の自治体や地方銀行と提携しており、地方支店において対面での相談にも応じてくれます。地域やお店の状況に合ったアドバイスで、集客・売上向上のためのサポートを行ってくれます。売上に伸び悩んだとき、トラブルが起きたときなどにも、気軽に相談できるので安心です。

メリット6:簡単な手続きで越境ECができる

楽天市場では越境ECを簡単な手続きで行えます。越境ECとは、海外に向けて商品を販売するネットショップのことです。越境ECを始めることで、日本国内だけを対象とするよりもユーザーの数が増やせるため、売上アップを目指し参入する人が増加しています。日本特有の商品を求める海外のユーザーは多く、今後のさらなる越境ECの拡大が予測されています。

楽天市場では、英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語のページを自動作成するサービスをオプションで利用できます。楽天市場の出店者は初期費用・月額費用が無料で利用できるため、言語に自信がない人でも気軽に始められます。

メリット7:模倣品対策や不正注文などのセキュリティ対策を実施している

楽天市場では、模倣品対策や不正注文などのセキュリティ対策を実施しています。模倣品販売している店舗のサービスの停止・不正注文の防止に力を入れ、ユーザーが安心して利用できるECモールを目指しています。模造品対策としては、ブランドの権利者や団体等の協力を得た調査を行っています。

不正注文対策としては、賃貸サイト「HOME’S」の協力を得て、商品受取先として利用されやすい空き家の調査を行い、空き家への配送防止を実施しています。定期的なパトロールも実施しており、2015年には72億円にものぼる不正注文をストップした実績があります。

※参考:売れるネットショップのはじめかた|Rakuten

メリット8:制作ツールが便利で使いやすい

楽天市場では、便利で使いやすい「制作支援ツール」を提供しています。ネットショップを開く上で、ページ制作は非常に重要です。楽天市場は、店舗運営システム「RMS Service Square」において、「制作支援ツール」の他、「商品撮影プラン」「ページ制作外注」など、ページ制作のための外注プランの紹介も行っています。

「制作支援ツール」は、指定のテンプレートを使うことで、HTMLの知識がなくても簡単にバナーや商品ページが作成できるツールです。自分で作りたい人向けのサービスといえます。「商品撮影プラン」のプロのカメラマンによる撮影により、商品の良さが最大限にアピールできます。「ページ制作外注」は、プロに商品ページの制作をまかせたいという人におすすめのサービスです。

楽天市場のデメリットとは?

集客力・信頼感・便利なツールなどたくさんのメリットがある楽天市場にもデメリットはあります。具体的にどのようなデメリットがあるのかを解説します。

デメリット1:出店料が他モールに比べて高い

楽天市場は、他モールと比べて出店料が高いといわれています。初期登録費用6万円・月額出店料・システム利用料・システムサービス利用料・R-Messe利用料・楽天ペイ・オプションサービスなど、様々な費用がかかります。希望エリアの実店舗のテナント料や集客力と比較して、楽天市場での出店料が、本当に高いのかを考える必要があります。

がんばれ!プラン

・初めてネットショップを運営する人向けプラン

・登録可能商品数は5,000個・画像容量は500MBまで

・月額出店料は1万9500円(年間一括払い)

スタンダードプラン

・低コストで店舗運営したい人向けプラン

・登録可能商品数は20,000個・画像容量5GBまで

・月額出店料は5万円(半年ごとの2回分割)

メガショッププラン

・大規模な業者向けプラン

・登録可能商品数・画像容量は無制限

・月額出店料は10万円(半年ごとの2回分割)

ライトプラン

・販売期間が短い商品を売りたい人向けのプラン

・登録可能商品数は5,000個・画像容量は500MBまで

・月額出店料は3万9800円(3カ月一括払い)

※参考:出店プラン・費用|Rakuten

デメリット2:競合が多く新規参入が厳しい

楽天市場は実績や知名度が高いため、競合が多く、新規参入が厳しいです。競合他社に負けずに売上を上げるためには、分析を行うなど対策を練る必要があります。楽天市場が提供する「R-Karte」でデータ分析を行うことがおすすめです。ユーザーの動向や現状を分析できるため、ページの修正やキャンペーンの参加などの対策を練る指標となります。

楽天大学での講座の受講や、専任のECコンサルタントからのアドバイスも効果的です。競合との差別化を行い、売上向上のために積極的に利用するとよいでしょう。

まとめ

楽天市場は歴史があるECモールで、知名度・信頼性・集客力が非常に高いです。出店者向けのサービスも充実していて、レベルの高いECサイト運営が可能です。楽天市場での運営をより効率的に行うためには、EC事業を徹底的にサポートする画期的な一元管理システムのCrossma(クロスマ)の利用がおすすめです。

Crossma(クロスマ)はYahoo!ショッピング、楽天市場、auPAYマーケット(旧: Wowma!)などに対応していて、複数のECモールで出店している人に最適です。在庫管理などの作業時間を減らし、回転率を上げてキャッシュフローをよりよくしましょう。

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