Amazonで返品をしたくなったときに「この商品は返品できるの?」「返品のやり方がわからない!」となった経験のある方は多いのではないでしょうか?
この記事では、返品の際にチェックすべきことと、返品の具体的な方法について紹介しています。
返品方法がわからずお困りの方でも、操作方法を写真と共に紹介していますので、手順通りに手続きするだけで返品可能となっています。
Amazonに返品する際にチェックすること
Amazonで購入した商品を返品したいと思った場合、Amazonではほとんどの商品が返品可能です。ただし一部できないケースもあります。
まずは、自分の返品したい商品が「返品可能かどうか」を説明していますので確認しましょう。
Amazonが定める交換・返品できないものに該当しないか?
Amazonは返品に関してとても柔軟です。自己都合含めて ”ほぼ全ての商品”が交換・返品が可能になっています。そんな中、一部交換・返品できないケースがありますので確認しましょう。
返品できないもの
- デジタルミュージック
- ゲーム&PCダウンロード商品
- Androidアプリストアから購入した商品(アプリ、アプリ内課金、Amazonコイン)
- 金庫
- プリペイド式商品(イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードなど)
- 受注生産品、特注生産品、刻字入り商品
”自己都合の場合” 返品ができないもの
- 本、雑誌
- ペット用品
- ドラッグストア、ビューティー
- 飲食品
- Amazonパントリー
- ピアス、ボディピアス
- 植物
- 大型の家具や家電、DIY資材
交換できないもの
- 並行輸入品
- デジタルミュージック、ゲーム&PCソフトダウンロード商品、Androidアプリストアから購入した商品
- 金庫
- 本(※帯の損傷や帯がないことによる理由)
発送元の確認
発送元が「Amazon.co.jp」か「マーケットプレイスの出品者」かどうかを確認しましょう。
Amazonのサイト上には、Amazon.co.jpが販売する商品と、Amazonマーケットプレイスの出品者が販売する商品があります。
Amazonマーケットプレイスの場合、出品者ごとに配送料や支払い方法、商品の状態(新品、中古等)が異なるので、返品・交換の条件や手順が統一されていませんので、まずは発送元を確認しましょう。
「在庫状況」の下に「販売元がAmazon.co.jpになっている場合」や「この商品は、Amazon.co.jpが販売、発送します。」もしくは「〇〇(出品者)が販売し、Amazon.co.jpが発送する商品」と表示される場合は、返品のルールと条件が統一されています。期限内であれば、本記事で紹介する手順で簡単に返品の申請が可能です。
また、一部Amazonマーケットプレイスの出品者が販売・発送する商品であっても(Amazonプライム配送特典の対象商品など)Amazon.co.jp発送の商品と同じルールで返品ができる商品もあります。
「在庫状況」の下に「販売元がAmazon.co.jp以外の販売者になっている場合」や「この商品は、○○(出品者名)が販売、発送します。」もしくは「出品者からお求めいただけます。」の表示がある商品は、Amazonマーケットプレイスの出品者が販売する商品です。
出品者の多くは前述したAmazon.co.jpの発送ケースの返品・交換のルールに設定されています。しかし、一部出品者は独自の返品・交換ルールを設定しているケースがあるので、商品ページで出品者名をタップし、「返品・保証・払い戻し」の項目を確認してください。
参考:Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonマーケットプレイス商品の返品について
商品到着後30日以内か確認しましょう
次に重要なルールとして商品到着後からの経過日数です。公式のAmazon.co.jpの返品・交換条件に「基本的に30日以内に返品手続きの申請・対象物の発送をしなければならない」ルールが存在します。
商品の返品期限の確認方法を説明します。
まずAmazonのサイトを開き、左上のメニューボタンから注文履歴に進み、任意の商品の「商品の返品」を選択しましょう。
該当商品ページに「返品期限」の記載がありますので30日以内かどうかを確認しましょう。
返品理由は自己都合ですか?
返品理由によっては「返金額の減額や、返品の送料を購入者が負担しなければならない」と、条件が厳しく設定されています。
ただし、トラブルや不具合による返品・交換は基本無料での対応となります。
◎トラブルや不具合による返品・交換の場合
- 商品代金(税込)、配送料・手数料およびギフトラッピング料を全額返金または同一商品と交換となります。
- 返送料は着払いで可能(発送方法は特に指定なし)
特に「購入者都合による返品」に関しては下記項目を注意する必要があります。
- 開封済みの場合は返金額が減額される
- 返品にかかる送料を購入者が負担しなければならない
- 配送料・手数料およびギフトラッピング料は返金されない
- 返品を受け付けていない商品がある
未開封・未使用ですか?
購入者の都合で返品する場合、開封済なら返金額が50%減額されてしまいます。
※商品の不備やトラブルなど購入者都合でない場合は開封済みでも全額返金されます
未使用でも、「箱や袋から出した」程度でも開封済みとみなされますので、注意しましょう。
開封済みに該当するケース
- 商品の梱包を開封してある、または破損している
- 商品を意図的に破損させるような再梱包がしてある
- 商品タグが外されている
- 部品のビニール包装が開封されている
- ケーブルを固定するワイヤーなどが外されている
- その他、商品自体に使用された形跡がある
ただし、試着が必要商品として、服やファッション小物、シューズ、バッグ、30万円(税込)未満の腕時計やジュエリーなどは、試着後の返品が可能とされています。
試着した後に、「サイズが合わないや色を変更したい」の希望があれば、配送料・手数料などを除いた商品代金の返金、もしくは別サイズのものと交換が可能なケースも存在します。
返品作業の流れ
ここからは実際の返品手順について画像と共に解説します。
大きく4つのステップだけで返品が可能です。
注文履歴から返品したい商品を選ぶ
トップ画面から「注文履歴をタップ」して、返品したい商品を選択します。
該当の商品情報ページに移動したら、「商品の返品」を選択してください。
返品・返金理由を入力する
ここでは「返品の理由」を選択して「理由の詳細」を入力してください。返品の理由に該当するものがない場合も、近いものを選択してください。
なお注意点として、「間違って注文してしまった」「モデルが違った」など購入者の都合での返品の場合は、原則として送料は購入者が負担することになります。
返金または交換を選択する
「返金」または「交換」のいずれかを選択します。
選択肢が「返金」しかない場合は交換はできませんので、同じ商品が欲しい場合は一度返金してから再注文しましょう。
「返金」を選択する場合は、返金方法(Amazonギフト券による返金か、クレジットカード経由での返金か)を選んでください。Amazonギフト券による返金方法は比較的早く返金されます。
ヤマト運輸に集荷してもらうのが便利
返品方法を「ヤマト運輸の営業所に持込」もしくは「ヤマト運輸の集荷を希望する」を選んだ場合は、商品の梱包だけで直ぐに発送が可能です。
商品はなるべく届いた時の状態で送りましょう。梱包をする際には、タグや説明書などの同封を忘れないように注意しましょう。
まとめ
Amazonでは大体の商品が返品・交換可能です。
返品・交換をしたい場合は、まず「交換可能商品なのか」「その他条件を満たしているのか」を確認しましょう。確認後、Amazonのページから返品・交換の手続きを行ってください。
手順を細かく説明しましたが、実際の作業時間は10~20分ほどで手続きから梱包まで終わります。商品の中には、「モノの返品無しで全額返金」な商品も存在します。
今後Amazonで返品・交換を行う時に参考になれば幸いです。