「中国輸入を個人で始めたい」
「中国輸入代行業者のおすすめを知りたい」
中国輸入は、購入者にとっても日本では高い製品を安価に手に入れることができるため、近年特に注目を集めています。
しかし、中国輸入を始めたいという方にとっては、輸入代行サービスを利用した方が良いのか、利用するときの選定ポイントはどこなのかという点が気になる方も多いでしょう。
中国輸入代行サービスの業者は現状50社以上あるといわれています。信頼できるサービスか、個人でも利用することができるのか、数社を比較して慎重に選ばなければなりません。
今回は、中国輸入代行サービスの仕組みから選び方のポイント、そしておすすめの代行サービス7社を比較します。これから中国輸入を始めたい方、乗り換えを検討している方は是非参考にしてください。
中国輸入代行サービスについて
中国輸入代行サービスとは
中国輸入代行サービスとは、中国製品の輸入に関する手続きを代行するサービスです。商品の買付けや交渉、支払いや配送まで、関連する業務をすべて代行することができます。
日本にいても、中国のECサイトを利用して輸入ができるため、海外へ輸入の手続きをしに出かける必要がありません。
関税について
関税とは、外国から輸入をする荷物に対してかかる税で、海外への輸出入における通関手続きの1つです。
輸入代行業者のなかには、通関手続きまで行ってくれるサービスもあるので不安な場合は、代行サービスを利用することをおすすめします。
中国から商品を輸入する方法
中国から商品を輸入する方法は、中国のECサイトを経由して購入する方法か、現地で直接商品を購入する2つの方法があります。
ただ、現地で購入する方法に関しては、コロナウイルスの感染拡大の影響により、入出国が出来ない可能性もあるので、手軽に始められる面でも、多くの選択肢があるという面でも、中国版ECサイトの利用がおすすめです。
また、現地に買付けに行くとなると、言語的な壁もあるため、ECサイトを利用して、かつ代行業者に購入手続き等を依頼しましょう。
中国輸入代行サービスのおすすめ10社
1.CiLEL
CiLELは日本国内に事務所があり、コミュニケーションがスムーズにとれる中国輸入代行サービスです。
OEM等にも対応しているため、これから物販で事業を拡大していきたいというかたにもおすすめです。
【CiLELをおすすめする人】
- 中国輸入ビジネスを継続的に行っていきたい人
- OEM対応している輸入代行業者を探している人
- 資金調達など開業サポートをしてほしい人
- 個人事業主の人
- 輸入ビジネス初心者の人
- 日本語に対応しているサービスを探している人
- Web上で開かれる説明会やセミナーを受けたい人
【費用】
- 一般会員の場合:商品代金×8%
- PS会員の場合:月額13,000×商品代金× 6%
2. ヲヲフェニックス
ヲヲフェニックスは、物流加工サービスを安く利用したい人におすすめの輸入代行業者です。
手数料が商品代金×7%と、他のサービスと比べても安価なため、少量の輸入をしたいという方にもおすすめです。
【ヲヲフェニックスをおすすめする人】
- 検品手数料などにお金を掛けたくない人
- 不良品を減らすことにもちからを入れたい人
- 仕入れた商品を加工したい人
【費用】
- 商品代金×7%
3.タオバオ新幹線
タオバオ新幹線はBASEと連携できる中国輸入代行サービスです。
タオバオだけでなくアリババ商品などの買付依頼もできます。
【タオバオ新幹線をおすすめする人】
- BASEを利用している人
- 自動買い付けサービスを利用したい人
- アリババ商品の買い付けを扱いたい人
- 買い付けをスムーズに行いたい人
- 日本語オペレーターによるサポートを希望する人
【費用】
- プレミアムライト 月額19,800円
- プレミアム個配 月額29,800円
- プレミアム 月額50,000円
- 商品代10,889円未満 980円+税
- 商品代10,889円以上 商品代金×9%+税
- (BASE連携サービスは別途月額500円)
4.誠
誠は、OEM等でオリジナル商品の開発も可能な中国輸入代行サービスです。
無在庫直送代行や国際転送、OEMやODMの対応まで、各事業者が自由度高くビジネスができる体制が整えられています。
【誠をおすすめする人】
- OEMやODM対応を探している人
- 日用品やスポーツ用品のOEMを検討している人
- サポートが充実していることに重きを多く人
【費用】
- 月会費 0円
- 代行手数料はプランにより5~10%、または15元/点
5.義烏スマイルライナー
義烏スマイルライナーはOEM対応はもちろん、販売ページの作成などまでワンストップで依頼できる中国輸入代行サービスです。
まだビジネスを始めたばかりで分からないことが多い方、一気通関してサポートをしてほしい方におすすめできます。
【義烏スマイルライナーをおすすめする人】
- Amazonを利用したい人
- オリジナル商品の作成を検討している人
- 販売ページの作成を依頼したい人
- 他の代行で扱えないといわれた商品を扱いたい人
【費用】
- 商品代金の7%
(商品代金が月額100万円を超える場合は5%)
6.ひなか
ひなかは、とにかく安価に代行を依頼したい人におすすめの中国輸入代行サービスです。
商品代金1万円未満であれば代行手数料も1点につき500円なので、少数の代行を検討している方も利用しやすいのが特徴です。
【ひなかをおすすめする人】
- コストを抑えたい人
- 扱い点数の少ない人
- 日本人スタッフに対応を依頼したい人
【費用】
- 商品代金1万円未満 一律500円
- 商品代金1万円以上 商品代金×5%
7.桜トレード
桜トレードは、USAmazonに直接配送したい人におすすめの輸入代行サービスです。中国だけでなく、タイやアメリカの輸入代行もできます。
【桜トレードをおすすめする人】
- Amazonを利用する人
- 中国だけでなく色々な国のモノを輸入した人
- OEM対応を検討している人
- シルバーアクセサリーや革製のものを扱いたい人
【費用】
- プレミアムMAX会員 月額25,800円
- プレミアム会員 月額21,000円
- 一般会員 月額0円 (別途費用あり、受けられないサービスあり)
中国輸入の販売方法
有在庫販売
有在庫販売とは、商品を事前に仕入れて、商品がある状態で販売を行う方法です。
注文が入った際に、在庫の中から商品を梱包し発送します。
しかし、販売者からすると、在庫を抱えておかないといけないため、管理しておく場所であったり、売れ残りが発生してしまう点がデメリットでしょう。
購入者からすると、有在庫販売は商品が届くまでの時間が短いのが利点です。
無在庫販売
無在庫販売とは、在庫がない状態で商品の販売を行う方法です。
商品の注文をうけてから仕入れを行うため、在庫管理の手間を省け、外注したりできる一方で、購入者に届けるまでに時間がかかったり、仕入れもとに商品の在庫がなかったりすると信頼を失う可能性もあるので注意が必要です。
中国輸入代行サービスの選び方
スピード感があるか
輸入ビジネスをはじめネットビジネスは、対面でモノの売買をしている訳ではないので、スピード感がそのまま信頼に繋がるといっても過言ではありません。
発注から納品までの時間や問い合わせ対応のスピードや正確性などに違和感のない業者を選ぶのがおすすめです。
特に、問い合わせ対応では、スピードが速いだけでなく、聞きたいことに対する回答が返ってくる時間が短いなども重要なミキワメポイントになります。
料金が適切か
料金が安いか高いかではなく、物販を行う上で何不自由なく手続きや取引ができるか、料金とサービス内容が一致しているかどうかを比較ポイントにするのがおすすめです。
月額費用や代行手数料が無料な輸入代行業者は、手始めがしやすい一方で、少量の仕入れには向いていなかったり、その他の部分にコストが必要になる可能性もあります。
コミュニケーションがスムーズにとれるか
中国輸入ビジネスを続けるうえで、輸入代行サービス業者と、コミュニケーションがスムーズにとれるかは重要です。
中国製品を扱う業者であることで、担当者が中国語しか話すことができないといったことも起こるかもしれません。
日本語でやり取りできるかはもちろん、連絡がつきやすいか、返答は遅くないか等もポイントとするとよいでしょう。
サービスの質は高いか
中国輸入における代行サービスを利用する上で、サービスの品質が高いかは非常に重要です。
OEMが可能か、検品は隅々まで行ってくれるか、トラブル時の対応は適切かなど、サービスの公式ページだけでなく、口コミも確認するようにしましょう。
代行サービスの対応がそのまま購入者の印象に繋がる可能性もあるため、丁寧な取引をしてくれる業者を選ぶべきです。
FBA対応はあるか
FBAとは、自社商品をAmazon専用倉庫に送り、商品の保管や注文処理などをAmazonが代行してくれるサービスのことです。
国際宅配便を利用する代行業者の場合、FBAに対応していますが、佐川急便などは対応していない可能があります。Amazonを利用する場合は、FBA対応になっているかどうかを確認しましょう。
初心者や個人でも利用が可能か
これから物販を始める方、初心者の方、個人の方でも手軽に利用できるなど、自分のノウハウや事業形態に柔軟に合わせてもらえるサービスを選ぶべきです。
中には、輸入量が多い方向けのサービスや、中・上級者向けのサービスもあります。
個人で少量の輸入を依頼した場合は手数料等が高くなる可能性もあるため、自分の事業形態に合うサービスを選ぶようにしましょう。
まとめ
中国製品の輸入ビジネスは、他国のそれよりも安価で手を付けやすいのが魅力です。しかし、代行業者を利用しなければ値切り等が出来ずに仕入れの値段が高くついてしまったり、購入者からの評判が悪くなる可能性もあります。
そのため、なるべく複数の輸入代行サービスを比較して、値段やサービス内容、口コミなどからご自身の事業形態に合ったサービスを選ぶようにしましょう。