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海外の化粧品を輸入代行で輸入する方法とは?手続きや規制・リスクについても解説

「化粧品の輸入をしたい」

「手続きが面倒で、規制も多くリスクが大きいと聞いた」

海外の化粧品は日本でも、人気が高い商品もあり、輸入して販売したいと検討している方もいらっしゃるでしょう。

しかし、実際化粧品を輸入することは、洋服やおもちゃ等を輸入するのに比べて、規制が多かったり、リスクが伴う可能性もあります。

そのため、海外の化粧品輸入を検討している方は、輸入代行の利用が必須です。今回は、海外の化粧品輸入を検討している方にむけて、手続き方法や注意点と合わせて、輸入代行業者の選び方についても解説していきます。

化粧品の輸入規制について

化粧品製造販売許可と化粧品製造業許可が必要

外国の化粧品を輸入して、それを販売するためには化粧品製造販売業許可証が必要です。

これは飲食店が飲食店販売許可証をもっていないと、飲食物が販売出来ないのと同じで、必ず必要になります。さらに、輸入した化粧品の放送や保管を行う場合は、化粧品製造業許可証も取得し、薬剤師などの資格を持つ責任者を常駐させなければなりません。

外国製造業者認定

海外の化粧品を日本に輸入するには、輸入前に日本国内の製造販売者が外国製造業者の認定を受けなければなりません。

化粧品基準に適合する場合は別ですが、基本的には当該化粧品の外国製造業者、住所などの情報を高精度労働省に届け出ておく必要があります。

品目ごとの製造販売承認

厚生労働大臣が指定する成分を含む化粧品を販売する場合は、厚生労働大臣の承認が必要です。(法第14条第1項)

輸入しようと考えている化粧品の品目や成分等の事項を事前に確認し、審査に提出しましょう。審査の結果、販売不可と判断された場合は、輸入販売ができません。

規格基準とラベル表示義務

海外の化粧品を輸入したり販売したりするには、日本の化粧品基準に適合していることが必須です。

化粧品基準には、配合禁止成分、配合可能成分が定められています。成分の名称は原則全成分を表示しなければならず、当然虚偽や誤解を招く記載は禁止です。

OEM販売をする場合等は特に注意しましょう。

化粧品の輸入状況

海外からの化粧品輸入は、帰省やリスクがあるものの、増えてきているのが現状です。

特にフランスからの輸入に関しては、1998年と比べて2019年は倍以上に伸びています。

韓国製品に関しても、日本でトレンドということもありますし、2015年から急成長中と言えるでしょう。

化粧品を海外から輸入するリスク

日本人の肌に合わずクレームが発生するリスク

化粧品は肌に直接触れるものです。外国の製品は外国人の肌に合うように作られているため、日本人の肌に合わない場合クレームが発生するリスクがあります。

大量に仕入れていた場合等は、大きな損害に繋がることもあるため、予めご自身でパッチテストを行ったり、数名でテストを行ったりしてから販売する必要があるかもしれません。

日本の薬事法に違反するリスク

化粧品の禁止成分などは各国によって定められている規制が違う可能性があります。

例えば、アメリカでは適法な成分でも日本では違法になってしまうケースも、ありますし、当然その逆もあるわけです。

化粧品を輸入した後に違法であったことが明るみになれば、法的責任を問われるため細かく確認しなければなりません。

問題が発生した場合の責任の所在

仮にお客様が、販売した輸入化粧品でアレルギーを起こしたなどの問題が発生した場合、全て輸入者の責任になります。

いくら注意をしていても、肌は人それぞれ違うので支障が出ないとも言い切れませんが、化粧品の処方や製造においてや、売買契約書の作成時などに、説明漏れや記載漏れがないよう注意しなければなりません。

海外の化粧品輸入は輸入代行の利用が必須

海外の化粧品を輸入する場合は、輸入代行の利用が必須です。法律に違反するリスクが高かったり、契約関連の細かいやり取り等、専門知識のある方を挟まなければ、思わぬ問題が発生する可能性があります。

輸入代行を利用するには、リスクが減る代わりに費用が大きくなりますが、今後の事業計画を引いた上で、費用が問題ないことが確認出来れば、必ず輸入代行業者を利用しましょう。

化粧品の輸入代行業者の選び方

化粧品の製造販売業許可証を取得しているか

上述に申し上げた通り、海外の化粧品を輸入したり販売したりするには製造販売業許可証が必要です。そのため、輸入代行業者を選ぶ際は、製造販売業許可証を取得している業者を選ぶようにしましょう。

専門外の場合、のちのち問題が発生したときに適切なサポートが受けられない可能性があります。

口コミが良い業者か

化粧品の輸入販売は、リスクが大きいので、何らかの問題が起きている場合悪い口コミが拡散されている可能性があります。

実際に利用したことがある方の口コミをきちんと確認したうえで利用するようにしましょう。

費用が安すぎないか

費用が安すぎる輸入代行業者は、サポートが希薄であったり、必要なサポートをオプションで追加しなければならない可能性があります。

更に、そのオプションでさえも高額になる可能性があるので、基本料金に含まれているサポート内容と、オプション料金を見て安すぎず、内容にあった値段設定かどうかを確認しましょう。

サポート体制がしっかりしているか

化粧品の輸入は、法的トラブルが発生したり、お客様とのトラブルが発生しやすい分野です。

もしトラブルが起こった場合のサポートや、その他基本的なサポートがしっかりと行われているか、サポート体制の確認は必ず行うことをおすすめします。

輸入代行サービス利用時の事前確認ポイント

料金体系の確認

輸入代行サービスを利用する際は、まず料金体系を確認すべきです。どのくらいの商品を購入する可能性があり、購入するとだいたい1点あたりいくらくらいの費用になるのか計算しておきましょう。

思ったよりも高くついた場合などに、ビジネスが成り立たなかったり、トラブルが発生したりする可能性があります。

破損時の保証

海外から輸入するということで、商品は長い間旅をすることになります。その間に破損したり紛失したりする可能性もゼロではありません。

破損時やトラブル時の保障や対応についても、口コミを見たり、サービスサイトを確認したりしておきましょう。

代行出来ない商品

食品やサプリメント、化粧品などは含有成分の都合上輸入出来ないものがあります。また、薬物なども当然ながら取引は出来ません。

その他関税で止められる商品もあるので、自分が扱いたい商品が問題なく輸入できるか調べておく必要があります。

輸入代行サービス利用の流れ

  1. 輸入代行サービス業者と契約をする
  2. 買い付けをしたい商品を伝える
  3. 見積を取得する
  4. 料金を支払う
  5. 発送、梱包は任せる
  6. 指定した住所に荷物が届く

輸入代行サービスを利用したECサイトの運営においても、発送や梱包は代行業者が請け負ってくれるため、顧客からの信頼を損ねないよう、ていねいに対応してくれるサービスを選ぶようにしましょう。

輸入代行サービスと転送業者の違い

輸入代行サービスと転送業者の違いは、輸入にかかる一連の流れをすべて代行してくれるのか、そうではないのかというところにあります。

輸入代行サービスは、商品の注文や支払い、通関手続きや配送の手配などを一気通関で請け負うのにたいして、転送業者は日本の購入者の代わりに業者が外国で荷物を受けとって、日本に転送してくれるだけのサービスです。

ビジネスでの利用では輸入代行サービスが適しているといえるでしょう。

輸入代行サービスおすすめ12社

1.CiLEL

CiLELは日本国内に事務所があり、コミュニケーションがスムーズにとれる中国輸入代行サービスです。

OEM等にも対応しているため、これから物販で事業を拡大していきたいという方にもおすすめです。

【CiLELをおすすめする人】

  • 中国輸入ビジネスを継続的に行っていきたい人
  • OEM対応している輸入代行業者を探している人
  • 資金調達など開業サポートをしてほしい人
  • 個人事業主の人
  • 輸入ビジネス初心者の人
  • 日本語に対応しているサービスを探している人
  • Web上で開かれる説明会やセミナーを受けたい人

【費用】

  1. 一般会員の場合:商品代金×8%
  2. PS会員の場合:月額13,000×商品代金× 6%

2. ヲヲフェニックス

ヲヲフェニックスは、物流加工サービスを安く利用したい人におすすめの輸入代行業者です。

手数料が商品代金×7%と、他のサービスと比べても安価なため、少量の輸入をしたいという方にもおすすめです。

【ヲヲフェニックスをおすすめする人】

  • 検品手数料などにお金を掛けたくない人
  • 不良品を減らすことにもちからを入れたい人
  • 仕入れた商品を加工したい人

【費用】

  1. 商品代金×7%

3.タオバオ新幹線

タオバオ新幹線はBASEと連携できる中国輸入代行サービスです。

タオバオだけでなくアリババ商品などの買付依頼もできます。

【タオバオ新幹線をおすすめする人】

  • BASEを利用している人
  • 自動買い付けサービスを利用したい人
  • アリババ商品の買い付けを扱いたい人
  • 買い付けをスムーズに行いたい人
  • 日本語オペレーターによるサポートを希望する人

【費用】

  1. プレミアムライト 月額19,800円
  2. プレミアム個配 月額29,800円
  3. プレミアム 月額50,000円
  4. 商品代10,889円未満 980円+税
  5. 商品代10,889円以上 商品代金×9%+税
  6. (BASE連携サービスは別途月額500円)

4.誠

誠は、OEM等でオリジナル商品の開発も可能な中国輸入代行サービスです。

無在庫直送代行や国際転送、OEMやODMの対応まで、各事業者が自由度高くビジネスができる体制が整えられています。

【誠をおすすめする人】

  • OEMやODM対応を探している人
  • 日用品やスポーツ用品のOEMを検討している人
  • サポートが充実していることに重きを多く人

【費用】

  1. 月会費 0円
  2. 代行手数料はプランにより5~10%、または15元/点

5.義烏スマイルライナー

義烏スマイルライナーはOEM対応はもちろん、販売ページの作成などまでワンストップで依頼できる中国輸入代行サービスです。

まだビジネスを始めたばかりで分からないことが多い方、一気通関してサポートをしてほしい方におすすめできます。

【義烏スマイルライナーをおすすめする人】

  • Amazonを利用したい人
  • オリジナル商品の作成を検討している人
  • 販売ページの作成を依頼したい人
  • 他の代行で扱えないといわれた商品を扱いたい人

【費用】

  1. 商品代金の7%

(商品代金が月額100万円を超える場合は5%)

6.ひなか

ひなかは、とにかく安価に代行を依頼したい人におすすめの中国輸入代行サービスです。

商品代金1万円未満であれば代行手数料も1点につき500円なので、少数の代行を検討している方も利用しやすいのが特徴です。

【ひなかをおすすめする人】

  • コストを抑えたい人
  • 扱い点数の少ない人
  • 日本人スタッフに対応を依頼したい人

【費用】

  1. 商品代金1万円未満 一律500円
  2. 商品代金1万円以上 商品代金×5%

7.桜トレード

桜トレードは、USAmazonに直接配送したい人におすすめの輸入代行サービスです。中国、タイやアメリカの輸入代行もできます。

【桜トレードをおすすめする人】

  • Amazonを利用する人
  • 色々な国のモノを輸入した人
  • OEM対応を検討している人
  • シルバーアクセサリーや革製のものを扱いたい人
  • タイ輸入に力を入れたい人

【費用】

  1. プレミアムMAX会員 月額25,800円
  2. プレミアム会員 月額21,000円
  3. 一般会員 月額0円 (別途費用あり、受けられないサービスあり)

8.モールテール

モールテールはアメリカやヨーロッパ、韓国からの輸入を代行している海外輸入代行サービスです。

届け先が首都圏であれば最短3日で届くうえに、料金体系も「商品代金+配送料+手数料」とシンプルなため、少額の取引にもおすすめです。

【モールテールをおすすめする人】

  • 取引が少額になる人
  • できるだけ早く届けてほしい人

【費用】

商品代金+配送料+手数料

9.スピアネット

スピアネットは、SNS上で梱包の丁寧さが評判の輸入代行サービスです。

複数の地域に対応しているわけではなく、アメリカ限定にはなりますが破損のリスクを抑えたいという方におすすめです。

【スピアネットをおすすめする人】

  • アメリカ製品の輸入を検討している人
  • 売上税の削減をしたい人
  • 評判の良いサービスを利用したい人

【費用】

商品代金+配送料+手数料

10.輸入com

輸入comは個人も法人も利用できる輸入代行サービスです。

料金体系も商品代金+配送料+手数料と分かりやすいですが、法人やビジネスでの利用になると月額費用が加算されるので

注意が必要です。

【輸入comをおすすめする人】

  • 法人で利用したい人
  • 取引実績を重視したい人
  • 破損があった場合の返品サポートを受けたい人

11.WE LOVE EU

WE LOVE EUは、ヨーロッパからの輸入代行に特化した輸入代行サービスです。個人だけでなく法人の方の利用もできます。

最近では新型コロナウイルスの感染拡大の影響もありヨーロッパへ買い付けに出向くのも難しいので、是非サービスを利用してみましょう。

【WE LOVE EUをおすすめする人】

  • ヨーロッパ製品を輸入したい人
  • 法人で利用したい人
  • 規模の大きな輸入を検討している人
  • Webで見積り依頼を出したい人

12.JISA.com

JISA.comは、アメリカに拠点を置く輸入代行サービスです。1点の輸入から利用可能で、少数の取引を検討している場合や、規模の大きな輸入にしか対応していないサービスが多く困っているという方におすすめです。

ただ、料金に関しては相談しなければならないので、気になる方は問い合わせて見ましょう。

【JISA.comをおすすめする人】

  • 少数の輸入を検討している人
  • サンプル品の仕入れを検討している人
  • アメリカの商品に興味がある人

まとめ

本記事では、化粧品の輸入代行について解説しました。

化粧品の輸入はリスクや規制が多いものの、最近日本では韓国製品が非常に人気であるなど、需要が高いです。

人気の製品を積極的に取り入れて販売することで、大きな収益に繋がることも考えられるでしょう。なるべくリスクを抑えて販売ができるよう、輸入代行業者を利用して輸入することをおすすめします!

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