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クラウドファンディング

海外のクラウドファンディングは日本と何が違う?代表的なサイト10選も紹介

クラウドファンディングは国内でも勢いを伸ばしていますが、海外にはまだ及びません。より規模の大きい海外のクラウドファンディングに挑戦してみたいという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、海外のクラウドファンディングに興味がある人に向けて、日本とは異なる海外の事情や主要なサイトを紹介します。海外のクラウドファンディング事情に精通しておけば、ネットショップに関する資金調達方法の選択肢も広がるでしょう。

クラウドファンディングとは

そもそもクラウドファンディングとは、インターネットを介してプロジェクトに関する情報を公開し、賛同した人からの支援を受けるシステムのことです。もともとは海外から始まったため、日本国内よりも海外で広く認知されています。

クラウドファンディングの支援形態には、大きく分けて購入型・寄付型・融資型・投資型の4種類があります。もっとも一般的なのが、支援を受ける代わりに商品やサービスなどの報酬を配る購入型です。融資型は金融機関等が行う貸付に似ており利息がリターンとなります。投資型は基本的に株主優待や配当金などを支援者への見返りとします。

寄付型は慈善事業などの資金を募集するもので、あくまでも寄付であるため、通常は支援者への見返りを用意しません。

海外のクラウドファンディングの特徴

ここからは、海外のクラウドファンディングの特徴を紹介します。

参加者が多い

当然のことですが、海外のクラウドファンディングは英語に対応しています。英語はグローバルに使われる言語であるため、世界中から参加者が集まるのが海外のクラウドファンディングの特徴です。

取引額が大きい

参加者が多いということは、それだけ大きな金額が集まる可能性があるということです。海外のクラウドファンディングでは、数億円規模の資金調達を目指す案件も珍しくありません。なかには数十億円規模の案件も存在します。

大きな成功が目指せる

大きな金額が動くぶん、クラウドファンディングで目指せる成功の規模も大きくなります。海外ではアーティストの活動を支援する案件も多く、クラウドファンディングをとおして大きな成功を収めた人も少なくありません。

日本と海外のクラウドファンディングは何が違う?

ここからは、日本と海外のクラウドファンディングの違いを具体的に3つ紹介します。

規模

先述のとおり、日本と海外のクラウドファンディングでは規模の大きさが異なります。世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」では、累計30億ドル(約3,300億円)以上の資金が集まっています。一方、国内最大の「CAMPFIRE」でも規模はその10分の1程度です。

知名度

海外のクラウドファンディングサイトでは英語で取引ができるため、サイトの存在自体が世界中で認知されています。知名度が高いぶん、日本に比べて資金も集まりやすい特徴があります。

成功率

クラウドファンディング全体の成功率は、海外よりも日本のほうが高いといわれています。海外の案件は日本よりも規模が大きく、目標金額に達しにくいためです。堅実に資金を集めたいのであれば、日本のクラウドファンディングサイトが適しているでしょう。

世界のクラウドファンディングの成功率

ここでは、アメリカ・イギリス・日本におけるクラウドファンディングの成功率を紹介します。

アメリカ

クラウドファンディングの本場、アメリカには「Kickstarter」と「Indiegogo」の2大サイトがあります。成功率については、「Kickstarter」が35%程度、「Indiegogo」がさらにその半分程度です。アメリカでは1つ1つの案件の規模が大きいぶん、成功率も低めとなっています。

イギリス

イギリスもクラウドファンディングが活発に行われている国のひとつです。全体の成功率は55%程度といわれており、アメリカに比べれば高めだといえます。

日本

2010年代にかけて、日本のクラウドファンディング市場は急速に拡大してきました。「CAMPFIRE」「READYFOR」「Makuake」などのサイトを利用したことがある人も多いでしょう。国内最大手のCAMPFIREの成功率は約30%前後と言われています。

海外のクラウドファンディングを利用するメリット

ここからは、海外のクラウドファンディングを利用するメリットについて解説します。

大きな資金が調達しやすい

海外のクラウドファンディングサイトは国内よりも規模が大きいため、集客に成功すれば一気に大きな資金を調達できるというメリットがあります。

ファンを集めやすい

英語での取引が基本となる海外のクラウドファンディングは国内よりも利用者が多くいます。プロジェクトが人の目に触れる機会も多くなるため、関心を持ってくれる人が集まりやすいこともメリットのひとつです。

大きなプロジェクトに挑戦できる

大きな資金が調達できれば、それだけ大きなプロジェクトにも挑戦できます。国内の規模では実現できない大きなプロジェクトを成功させたい場合は、海外のクラウドファンディングに挑戦すると良いでしょう。

海外のクラウドファンディングを利用するデメリット

次に、海外のクラウドファンディングを利用するデメリットについても解説します。

言語の壁がある

海外のクラウドファンディングサイトを利用するためには、最低でも英語を使いこなせなくてはなりません。利用にあたって言語の壁がある点は、海外のクラウドファンディングの大きなデメリットだといえるでしょう。

代行手数料がかかる

語学力に自信がなく、自分での手続きが難しい場合は代行サービスを利用することもできます。便利なサービスではありますが、代行手数料がかかるので注意が必要です。

海外の主要なクラウドファンディングサイト10選

最後に、海外の主要なクラウドファンディングサイトを紹介します。自分の目的にあったサイトを選び、効率的な資金調達を図ると良いでしょう。

Kickstarter

アメリカ発の「Kickstarter」は、世界最大規模のプラットフォームです。すでに1,700万人以上がプロジェクトを支援し、17万以上の案件が目標金額を達成しています。スケールの大きさでは群を抜くサイトだといえるでしょう。

Indiegogo

「Indiegogo」も「Kickstarter」と同じくアメリカ発で、世界最大規模のプラットフォームです。235の国と地域で使われており、豊富なジャンルのプロジェクトが掲載されています。

Patreon

一風変わったサービスを提供しているのがアメリカ発の「Patreon」です。「Patreon」では、サポーターが毎月一定額の支援を行い、有望なクリエーターの生活を支えています。

Crowdfunder

「Crowdfunder」は13万人以上の投資家と起業家が利用しているサイトです。約1万2000人のベンチャーキャピタリストとエンジェル投資家から構成されるネットワークで、何千もの企業の資本を調達しています。

RocketHub

他のサイトとは異なり、起業家向けにサービスを展開しているのが「RocketHub」です。起業家が公式Webサイトで事業内容などを伝えると、資金調達に役立つアドバイスを72時間以内に返してくれる強力なサポート体制が特徴です。

JustGiving

イギリスの「JustGiving」は2,400万人以上が利用した歴史のあるクラウドファンディングサイトです。チャリティ関係のプロジェクトが中心で、日本にも寄付文化を根付かせました。

GoFundMe

事業やチャリティ、個人的な資金調達など、幅広い分野で活用できるのが「GoFundMe」です。ビジネス感が薄いため、個人や家族間で気軽に利用できるのが特徴です。

Teespring

「Teespring」は、Tシャツデザイン専門のクラウドファンディングサイトです。デザインのプロでなくても、資金が集まれば誰でもオリジナルTシャツを販売できます。近年では、トートバッグやコップ、スマホケースなどにも対応しています。

CircleUp

「CircleUp」では、誕生したばかりの消費者ブランドを対象に支援が行われています。主に自然食品などのジャンルで資金調達に成功しています。

Lending Club

「Lending Club」は経営陣の不祥事などで名を落としたものの、現在も150万人以上の利用者を抱えています。融資型のクラウドファンディングサイトで、個人融資の場合は最高で4万ドルの融資が可能となっています。

まとめ

海外のクラウドファンディングサイトは日本よりも規模が大きく、プロモーションに成功すれば一気に大きな資金を集められます。ネットショップで大きな事業に挑戦したいのであれば、海外のクラウドファンディングを利用してみましょう。また、ネットショップ運営の効率化を図るなら管理システムの導入がおすすめです。

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