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EC運営

【越境ECとは】越境ECについて分かりやすく徹底解説します!【2021年版】

越境ECとは

インターネットを使用して国内から海外へ商品を販売する方法の一つ「越境EC」についてご存知でしょうか?
国内市場から海外市場へ販路を増やして「売上を伸ばしたい、けどよくやり方がわからない」と思っている方が増えていると思います。

今回は越境ECについて「聞いたことはあるけど、具体的な方法は知らない」「簡単なの?」と疑問がある方はご一読ください。

越境ECとは?

越境ECとは?

越境ECとは、インターネットを使用して、日本から海外に向けて商品を販売するEC(電子商取引)サイト取引のことを意味します。

近年、海外における代表的な越境ECサイトはアメリカ発「Amazon」「eBay」や中国発「天猫国際(Tmall Global)」が国際的にシェアを伸ばしています。

また世界的にも新型コロナウイルスの影響もあり、ECサイトで商品を買う割合が大きくなっており、急成長している市場でもあります。

越境ECは4つのタイプに分けられる

いざ越境ECを始めるには、どの媒体を使って海外で商品を売るのかを決めないといけません。
越境ECのビジネスモデルは大きく4つに分けられます。

自社運営の越境ECサイト

「自社運営の越境ECサイト」とはECサイトやドメイン、サーバーを自社で用意して販売する方法です。展開する国のニーズに合った言語、決済サービスの選定など細かい設定が必要となってきます。

メリット・デメリット

細かな箇所までカスタマイズ可能な点がメリットです。販売する国によってECサイトのデザイン、システムを自由に構築できるので、国ごとのニーズにあったカスタマイズが可能です。

デメリットは、集客の難易度が高い点です。独自運営のため、展開する国での「認知獲得」の難易度が高く、工数が多くかかります。

海外ECモールに出店

対象国の既存のECモールを利用する方法です。
各国現地でシェアを取っている有名なモールが存在しますので、そのモール内で出店/出品していきます。

モール型ECは2つのタイプに分類できます。

①マーケットプレイス型

ECプラットフォーム上にに商品単位で出品する方法です。
このマーケットプレイス型で代表的なECモールに「Amazon」があります。

運営はECモールが行ってくれますので、手軽に始めることが可能です。
マーケットプレイス型では商品が売れた場合に手数料がかかるケースが多いです。

②テナント型

ECプラットフォーム上に店舗として出店するタイプのモール型ECです。
テナント型で代表的なECモールは「楽天市場」です。

ECモールに出店するための出店料を支払い商品の販売を行います。
店舗を出店しますので、デザインなどカスタマイズ性が高いことが特徴です。

メリット・デメリット

メリットは、成熟しているECモールで販売をしますので、出店/出品のハードルが比較的低いことです。
デメリットは、モール内に競合が多く商品の差別化が難しい点や、手数料が多くかかる点が挙げられます。

代行販売型越境EC

対象国の商品代行販売業者に委託する方法です。
商品を代行販売業者に卸す方法が一般的です。

メリット・デメリット

メリットは、越境ECサイトの構築や海外モールへの出店など自社で用意するコストが低いことや、販売のルートや顧客対応なども代行してくれる点です。

デメリットとして、販売や顧客対応までほぼ代行してくれるため、代行業者への手数料が高く費用対効果が合わないケースが多いことが挙げられます。
また顧客とのやり取りも直接行えないので、ニーズが掴みづらいこともデメリットの一つでしょう。

中国向け保税区越境EC

近年急拡大している中国に対して商品を販売する方法の一つに、保税区を活用した越境ECがあります。
これは、中国の保税区に商品を保管しておき、ECサイトから商品が売れた際に、保税区から消費者に商品を発送する方法です。

通常、中国へ商品を発送する際には、中国への輸入時に課税されます。
しかし保税区内の倉庫に商品を輸入した際には課税されません。実際に商品が売れた時に、保税区内の倉庫から購入者に発送された際に課税されます。

メリット・デメリット

メリットは、顧客の注文〜商品到着までのリードタイムが短縮できることです。
また、保税区を利用しない場合は、商品が売れなくても課税されますが、保税区を利用する場合は、売れなかった商品を日本へ送り返せば課税されずに済みます。

デメリットは、保税区での倉庫保管等に一定のコストが掛かることです。

越境ECの市場規模

越境ECの市場規模

2014年時の越境ECの市場規模は約25兆円でしたが、2020年には109兆円を越えました。
近年は、毎年前年比20%以上の成長を継続しており、今後の拡大も止まらないと見通されています。

2014年に訪日中国人が日本国内で購入された金額は約4020億円だったのに対して、同年に中国で日本の越境ECを通して購入された商品の合計額は約6060億円でした。
このように、リアル店舗よりもインターネットを通じて購入されている額の方が高い結果になっています。

また新型コロナウイルスの影響もあり、今後もインターネットを通じた購入金額が高くなると予想されています。

参考:経済産業省「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」

越境ECのメリット

インターネットの発展により、世界中の企業が国外市場への販路拡大を狙っています。
そのため前述した通り、越境ECの市場規模は拡大を続けています。ここでは、越境ECにおけるメリットを紹介します。

メリット1:海外の顧客を獲得できる

越境ECにおける最大のメリットは販路拡大による新規顧客の獲得です。
日本国内市場の成長が鈍化している中、世界市場の成長は拡大しています。また外国人の顧客は、日本の顧客よりECで商品を買うことに抵抗感が少なく使用金額が多いことも魅力の一つです。

メリット2:コストの削減

従来の海外で商品を売る方法は実店舗を構えて販売する方式が主流でした。しかし実店舗を海外に出店するには莫大な資金、調査や準備に時間が必要なことがあり非常にハイリスクなものです。
越境ECの手法を用いれば、インターネット上のみでの構築となる為、低コストかつ低リスクで始めることが可能です。

メリット3:日本製品の魅力の高さ

昨年話題になった訪日客から「爆買い」されることからわかるように、日本製品は品質の高さは海外からの評価が高い傾向にあります。越境ECから日本の製品を買いたいニーズは世界中に多く存在します。

越境ECのデメリット

越境ECを用いることによる魅力は多数ありますが、その反面クリアしないといけないハードルも多数存在します。ここでは、越境ECにおけるデメリットを紹介します。

デメリット1:輸送コストが高額

越境ECのデメリットで一番に挙げられるのが、輸送コストが高額な点です。
一般的には日本国内から海外へ商品を輸送するため、国内の配送額より高額になります。船舶輸送・航空輸送など商品の輸送方法によって金額は変わりますが、国内向けより高額かつ到着時間も増してしまいます。

デメリット2:国や地域によって対応が異なる

越境ECを行う場合、販売する国・地域の法律、規制に応じて対応を変える必要があります。
日本国内では販売可能であるものの、特定の国は販売不可というケースも多数存在します。

輸出入の許可リストは各国の税関ホームページに掲載されていますので、自社で取り扱う商品が販売国で輸出入が禁止されていないかを事前に確認しておく必要があります。

デメリット3:貿易、関税の違い

国境を超えての取引には、商品やサービスに対して関税が発生します。

関税が発生すると、日本国内で取り扱っていた金額より高額になるケースが一般的です。
そのため「低価格」「お得」などを売りにした販売戦略は難しいケースがあります。対象国の品質・価格で類似商品が存在した場合、低価格勝負が難しい場合がありますので、事前のリサーチが必要です。

越境ECを始めるための準備

越境ECを始めるための準備

越境ECの対象国と販売計画を立て、取り組むことが決定した場合、具体的に何を確認・準備しないといけないのかを紹介します。

商品を準備する

まず最初に、国外で販売する商品の準備が必要です。
販売したい商品が現地の法律や規制で販売可能なのかを確認しましょう。
商品によっては、輸出不可だったり、関税が高額なケースもありますので十分調査しましょう。

ニーズの確認

そもそも商品にニーズがあるのかを調査しましょう。
海外顧客は国内顧客と文化・生活様式が全く違う場合もありますので、当該商品のニーズがない場合も考えられます。

過去に、越境ECを始めたものの全く売れいといったケースもあるので注意が必要です。
また、国によって購入に至るまでのプロセスが異なるため、現地の情報を事前に調べておく必要があります。

法律や規制の確認

先程も説明しましたが、あらためて現地の法律や規制について確認しましょう。
特に中国など輸出入に厳しい国は、頻繁に法律や規制内容が変化しますので、常に確認しておく必要があります。
法律や規制の情報は各国の税関ホームページに掲載されています。

出店方法の選択

最後に、越境ECを出店する方法を決めましょう。

①現地のECモールに出店する
他の出店方法より比較的リスクが低く、素早く開始できることが特徴です。
現地には既に有名なECモールが存在するケースが多いので、そのECモールにて販売しましょう。
越境ECが許可されていないECモールもありますので確認が必要です。

②自社で越境ECサイトを構築する
自社で全て準備する方法です。
言語対応や現地文化にあったデザイン、集客が必要など準備や手間がかかります。
しかしカスタマイズの自由度が高く差別化が可能ですので、本格的に対象国で越境ECビジネスを検討している場合は選択肢に入ってくるでしょう。

③越境EC支援サービスに委託する
越境ECの支援を提供している会社に委託する方法です。
主に、「委託会社に商品を卸す方法」と「委託会社にサポートに入ってもらう」方法があります。
この方法は商品を売る以外に、委託会社へのサポート費用がかかりますので、予算が余裕がある場合は検討してもいいかと思います。

④日本の越境ECモールサイトに出店する
海外販売に対応している国内発のECモールも存在します。
楽天やYahooショッピングなどが代表例です。(活用次第ですがメルカリもアメリカで利用可能です)

国内のECモールなので、出店までの準備が比較的簡単な点が特徴です。
しかし、海外では知名度が低く、利用者数も少ないケースがあるので、他社プラットフォームより顧客が少ないというデメリットがあります。

「越境ECを試してみたいけど知識と予算が少ない」といった問題を抱えている企業にとっては、一番簡単に出店できる方法です。

https://ecnounnei.com/1864/

まとめ

毎年急成長している世界のEC市場はとても魅力的です。
特に日本製品は品質が高いことで知られている為、世界にはまだ大きな市場が眠っている可能性があります。

しかしその反面、越境ECを始めるには簡単に始めることはできません。法律や規制、関税や輸送料など超えるべきハードルが多いことも事実です。

自社の予算や商品にあった出店・出品方法を選択することがとても重要ですので、本記事で紹介している方法で商品の販売販路を増やしてみてはいかがでしょうか。

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