ShopifyとBASEを比較【2026年版】
ShopifyとBASEは「安い方」ではなく運営方針で選ぶ
ShopifyとBASEは、どちらも自社ネットショップを構築できるサービスですが、費用構造と得意分野が異なります。
BASEのスタンダードプランは初期費用・月額費用0円で開始でき、売れたときに手数料が発生します。Shopifyは月額料金がかかる一方、ストア設計、アプリ、外部サービス連携、越境販売などを含めて拡張しやすいことが特徴です。
先に結論
固定費を抑えて小さく試すならBASEが候補です。ブランド運営、機能拡張、複数チャネル、海外販売を見据えるならShopifyが候補になります。ただし、最終判断は月商ではなく、注文単価・件数・決済方法・必要アプリを含む総コストで行います。
ShopifyとBASEの違いを比較
| 比較項目 | Shopify | BASE |
|---|---|---|
| 費用の基本構造 | 月額料金+決済関連費用 | 月額0円の従量型、または月額制プラン |
| 立ち上げ | 初期設定の自由度が高い | 比較的シンプルに開始しやすい |
| デザイン | テーマとカスタマイズの選択肢が多い | テンプレートとAppsで調整 |
| 機能追加 | Shopify App Store等で拡張 | BASE Appsで追加 |
| 越境・多通貨 | 海外販売を含む拡張に向く | 国内中心の小規模運用から始めやすい |
| 運用体制 | 成長に合わせた設計がしやすい | 少人数・スモールスタートと相性がよい |
機能の有無はプラン、アプリ、決済方法、ストア所在地等で変わるため、契約前に公式ページで確認してください。
2026年9月時点の料金比較
Shopify Basic
- 月払い:4,850円/月
- 年払い時の月額換算:3,650円/月
- Shopify Paymentsの標準オンラインカード料率:3.55%
- 外部決済サービス利用時の取引手数料:2.0%
上記はBasicの公式表示です。Grow・Advancedでは月額料金と料率が異なります。Shopify
Paymentsを使う場合も決済処理手数料は発生します。
BASE スタンダードプラン
- 初期費用:0円
- 月額費用:0円
- 通常注文の決済手数料:3.6%+40円
- サービス利用料:3%
PayPay、Amazon
Pay、PayPalでは、決済手数料にシステム手数料相当額1%が加算されると公式ページに記載されています。また、PAY
IDアプリ経由の注文は通常のBASEショップ注文と費用構造が異なります。
BASE グロースプラン
- 初期費用:0円
- 月払い:19,980円/月
- 年払い:198,960円/年(月額換算16,580円)
- 通常注文の決済手数料:2.9%
- サービス利用料:0円
PayPay、Amazon Pay、PayPalはシステム手数料相当額1%が加算されます。PAY
IDアプリ経由の注文には別の手数料条件があります。
料金比較の注意
ShopifyとBASEでは「決済手数料」「取引手数料」「サービス利用料」の定義が異なります。数字を1つだけ比較せず、月額費用、1注文ごとの固定額、利用する決済方法、アプリ費用まで含めて計算してください。
簡易コスト比較の考え方
正確な比較には、次の式を使います。
月間総コスト=月額料金+売上連動手数料+注文ごとの固定費+有料アプリ・テーマ等+入出金関連費用
例えばBASEスタンダードは月額0円ですが、通常注文では決済手数料に加えてサービス利用料と1注文40円がかかります。平均注文単価が低く注文数が多いショップでは、40円の影響も確認が必要です。
一方、Shopifyは月額料金が発生します。必要なアプリを増やすと月額費用も上がるため、基本機能だけで運営できるかを事前に整理しましょう。
BASEが向いているケース
- まず商品が売れるか小規模に検証したい
- 毎月の固定費をできるだけ抑えたい
- 商品数や運用担当者が少ない
- 国内向け販売を中心に、標準機能で始めたい
- 複雑なカスタマイズより公開スピードを優先したい
月額無料でも、販売時や振込時などに費用が発生します。「完全無料」ではない点に注意してください。
Shopifyが向いているケース
- ブランドの世界観に合わせてストアを設計したい
- 広告、CRM、物流、在庫、分析などを連携したい
- 商品数・注文数・運営メンバーが増える予定がある
- 海外販売や複数チャネル販売を検討している
- 将来の機能拡張を前提に運営基盤を作りたい
自由度が高い分、初期設定、アプリ選定、継続的な改善が必要です。
デザインとブランド表現を比較
BASEは用意されたテーマやBASE
Appsを使って、比較的早くショップを形にできます。Shopifyは無料・有料テーマ、セクション編集、アプリ、開発によって設計の幅を広げられます。
ただし、デザインの自由度が高ければ売れるわけではありません。スマートフォンでの読みやすさ、商品写真、送料・返品の分かりやすさ、チェックアウトまでの導線を優先します。
集客面の違い
どちらも、ショップを作るだけで継続的に集客できるとは限りません。検索、SNS、広告、既存顧客への案内、コンテンツなどを組み合わせる必要があります。
BASEにはPAY
IDアプリ経由の購入導線がありますが、経由注文は手数料条件が異なります。ShopifyではSNS、広告、モール等との連携機能がありますが、利用条件や追加費用を確認してください。
迷ったときの選び方
- 1年間の売上・注文数・平均注文単価を仮置きする
- 利用予定の決済方法を決める
- 必須機能と「将来ほしい機能」を分ける
- 月額・従量手数料・アプリ等を含む年間総額を計算する
- テストショップで商品登録から購入完了まで確認する
- 運営担当者が更新を続けられる方を選ぶ
移行には商品、顧客、注文、ドメイン、SEO、メール設定等の作業が伴います。短期間で何度も乗り換えるより、1〜2年後の運営規模を見据えて判断する方が安全です。
よくある質問
売上が少ないならBASE一択ですか?
固定費の低さではBASEスタンダードが有力ですが、必要機能や海外販売、ブランド設計によってはShopifyが合う場合があります。売上だけでなく総コストと運用目的で比較してください。
BASEのグロースプランへ切り替える目安は?
月商だけでは決まりません。注文経路、決済方法、注文単価によって手数料が変わるため、自社の注文構成でスタンダードとグロースの月間総額を比較します。
ShopifyとBASEを同時に使えますか?
可能なケースはありますが、在庫、受注、顧客対応、商品情報、SEOが分散します。明確な役割分担と連携方法がない場合、運用負荷が増える点に注意してください。
まとめ
固定費を抑えた検証ならBASE、拡張性やブランド運営を重視するならShopifyが基本的な選択肢です。ただし、料金体系が異なるため、表面上の月額や料率だけでは比較できません。
自社の平均注文単価、注文件数、決済方法、必要アプリを入れた年間総コストと、運営に必要な工数を比較して選びましょう。
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ShopifyとBASEのどちらを選ぶべきか、既存ショップを移行すべきか迷っている方は、EC運営の無料相談をご利用ください。売上規模だけでなく、運営体制と今後の事業計画から整理します。
参考にした公式情報
ファクトチェック実施報告(2026年現在の最新トレンド・仕様との整合性確認済み)
2026年9月22日にShopify日本公式およびBASE公式の料金・手数料表示を照合しました。決済方法・注文経路・契約期間により料率が変わる条件を併記し、単純な最安比較を避けています。公開直前にも公式料金ページを再確認してください。
記事内デザイン
- 導入後に結論ボックス
- 主要比較を2列のレスポンシブ表で表示
- 料金はShopify、BASEスタンダード、BASEグロースの3カード
- 手数料定義の違いをアンバー注意枠で強調
- 選び方は6ステップの番号カード
- CTAは濃紺背景+ティールボタン
公開用の更新表示
最終更新:2026年9月22日
2026年更新内容:ShopifyとBASEの最新料金・決済関連費用を公式情報で再確認し、デザイン、集客、越境販売、拡張性を含む比較へ全面改訂しました。

