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ebayの利益計算について解説!具体的に手元に残る金額を知ろう

eBayで輸出する場合、利益を計算する必要があります。手数料の設定がシンプルな国内大手ECサイトのヤフオク!やメルカリと違い、eBayは販売価格と売上金額のみで手元に残る利益を把握することが難しいのです。

利益を得られたはずの取引で、「赤字になってしまった!」といった事態は避けたいですよね……。

この記事ではeBayの利益計算の仕方を解説します。仕入値や販売価格を再検討したいと考えている人にも、利益額の把握は有効です。ぜひお役立てください。

eBayでの輸出にかかる手数料

eBayでの輸出にかかる手数料

まずはeBayで輸出する際にかかる、基本的な手数料を紹介します。基本の手数料は下記の2つです。

出品手数料

eBayに出品すると発生する手数料です。落札されなくても支払う費用なので注意が必要です。ストアの利用の有無やプランによって異なります

落札手数料

文字通り、落札された時点で発生する手数料です

上述した手数料は、商品のカテゴリや出品形式(オークション形式か固定価格形式)、ストアの利用の有無などで変動しますが、大枠の計算ができれば手元に残る金額のイメージはつくでしょう。

eBayで利益計算する方法

eBayで利益計算する方法

eBayの利益を計算する場合、下記のような計算式を使います。

販売価格―仕入値―手数料(基本手数料+海外手数料)―送料=利益

為替レートの確認も必要です。上記の項目はドルと円の金額が混在しているため、どちらかに統一して計算しましょう。

ちなみにeBayの手数料で差し引かれる費用は、販売価格の約15%と言われています。慣れないうちは、販売価格に対して15%をかけた値が、手数料にかかる額だと想定しても良いかもしれません。

送料の計算の仕方

では次に、送料の計算について紹介します。送料も利益計算には必要な項目のひとつです。

バイヤー(買い手)が支払う設定にもできますが、落札後には課金対象になることや、セラー(売り手)が支払う「Free Shipping(送料無料)」は検索で表示されやすいことから、「Free Shipping」の方がオススメです。

日本郵便の場合

日本郵便の国際郵便では、重量(梱包や箱の重さを含む)と送る国(第1地帯〜第4地帯)で、送料が計算されます。

小形包装物SAL便と国際eパケットについては3辺の長さの合計が90㎝以内で2kg以下の商品に限られ、EMSは30kgまでの商品を発送できます。

DHL・Fedexの場合

世界最大手の海外配送サービスであるDHLとFedexの送料は、サイズをもとに算出された値と、重量(梱包の重さを含む)の値を比べて、大きい数値の方を採用して送料を計算します。

サイズをもとにした計算式は以下の通り。小数点切り上げで計算します。

長さ(㎝)×幅(㎝)×深さ(㎝)÷5000

eBayの利益計算に便利なツール

eBayの利益計算に便利なツール

商品ごとに手作業で計算していくのは大変ですよね……。自動で計算ができる、利益計算ツールを活用しましょう。

ドルではピンと来ない人向け「EBAYPAYPAL」

EBAYPAYPAL」は日本語で使用できる、無料の利益計算ツールです。ドルではなく円で、利益額が出ます。ドルではピンと来ない、利益を日本円で確認したい人向けのツールです。

入力項目には「レート」や「仕入値」、「海外発送料」、「出品形式」、「出品点数」、「Top Rated Plus(出品者評価が最高ランク)の評価の有無」などがあります。

必要な項目を抜けなくチェック「2022 EBAY FEE CALCULATOR」

2022 EBAY FEE CALCULATOR」はドルで計算するツールです。

「Sold Price(販売価格)」や「Shipping Charge(購入者が送料を支払う)」、「Category(商品のカテゴリ)」といった項目のほか、「International Fee(海外手数料)」や成果報酬型広告「Promoted Listing(プロモーテッドリスティング)」などのチェックボックスもあります。

日本人セラー(売り手)が居住国以外の国に販売する場合、海外手数料がかかるため、「International Fee」は、必ずチェックを入れる項目になります。

また、2021年にeBayの決済システムがPaypal(ペイパル)からPayoneer(ペイオニア)に移行していることから、本年度の仕様になっていることも安心です。

シンプルですが必要な項目がしっかり用意されている、使い勝手の良いツールといえます。

エクセル

もっと正確に純利益を出したい人は、エクセルで自動計算表を作成しても良いでしょう。

用意したい項目は以下の通りです。

  1. 販売予想価格(ドル)
  2. 販売予想価格(円):Googleファイナンスを使ってその日ごとのレートが反映されるようにしましょう
  3. 仕入れ値
  4. 出品手数料:出品形式、商品カテゴリ(カテゴリごとに手数料は異なります)は、それぞれプルダウンで該当する項目を選択できるようにしましょう
  5. 落札手数料
  6. 海外手数料:前月の売上総額によって手数料は変動します。該当する割合を設定しましょう
  7. 海外発送料:利用する配送方法や発送場所、商品のサイズと重量が金額に反映されるようにしましょう
  8. 利益額

スプレッドシート

エクセルに近い機能を持った、Googleが提供する表計算ソフトです。エクセルはソフトを購入する必要がありますが、スプレッドシートはGoogleのアカウントがあれば、無料で利用できます。

エクセルよりも搭載された機能は少ないものの、自動上書き機能がありデータの保存に適しているので、管理しやすい点も魅力です。

【まとめ】eBayの利益計算をマスターしよう!

利益計算はついつい面倒に感じがちですが、ツールを使えば、手間のかかる作業ではありません。ぜひマスターしてくださいね!

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