ECサイトの運営で利益の拡大を望むなら、複数のモールで販売する併売が有効です。ですが、複数モールに出品すると在庫や売上の管理が煩雑になり、業務が大変になってしまいます。
そこで、今回は複数のECモールでのショップ運営と商品管理を連携して自動化してくれるサービス「クロスマ(Crossma)」について紹介します。
この記事を読めば、クロスマを使用して複数モールの運営を効率化する方法がわかります。EC担当者の方はぜひ参考にしてください。
クロスマとは?
クロスマは、Amazonに出品している商品を他のモールでも併売して、在庫回転率を上げる「併売ツール」で、EC事業の拡大を検討している方におすすめのサービスです。
クロスマではどんなことができるの?
クロスマの機能は、下記の4点です。
- 複数モールを一括で在庫や受注、商品・売上管理ができる
- ワンクリックでAmazonに出品する商品情報を取り込み、他のモールの商品ページ作成や出品が可能
- 連携する倉庫への出荷依頼や出荷完了メールの送付などを自動化
- 受注後、対応するモール全ての在庫数を自動で変換
クロスマが対応しているモールは?
クロスマが対応するモールは、以下の通りです。(2022年4月現在)
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- au PAYマーケット(旧:au Wowma!)
Yahoo!、Amazonが公式に認定したサポートシステムなので、利用規約が厳しいモールでも安心して使用することができます。
クロスマを導入するメリットとは?
クロスマを導入するメリットを3点、紹介します。
- 販路拡大につながる
- 商品の回転率が上がる
- 作業を効率化できる
1つずつ解説していきます。
販路の拡大につながる
複数モールに出品して販路を拡大しようと考えたときに、最もネックになるのが運営管理の手間が増えること。クロスマを導入することによって、併売の作業を一元化できるため、手軽に販路の拡大に取り組むことができます。
商品の回転率が上がる
複数のモールに出品すれば、自ずと商品の回転率アップを狙うことができます。
しかし、運営や在庫管理は、事業が拡大すればするほど、作業量は膨大に膨れ上がり、手作業で行うことが困難になります。
クロスマを導入することによって、併売に関する作業を効率化でき、商品の回転率を上げることができます。
作業を効率化できる
ここまで紹介したとおり、クロスマは複数モールの運営を一元管理できるため、作業効率を圧倒的に高めるのに有効です。
また、商品ページの作成代行も付帯されている点も魅力の一つ。
もしYahoo!ショッピングを利用する場合、ショップを制作する必要が生じます。Yahoo!ショッピングへの出店には、Webプログラミングの知識が必要となるため、ショップ制作をエンジニアに依頼することになるでしょう。
クロスマを導入していれば商品ページの作成もやってもらえるため、余計なコストや手間が発生しません。
さらに、受注量が増えて自社のリソースで受注〜配送手配をまかないきれなくなった場合、別途配送や梱包作業の外注費が発生します。
その点、クロスマは、AmazonのMCF(マルチチャネルフルフィルメント)を利用することで連携が可能になり、面倒な配送作業も自動化できます。
クロスマは初月の初期設定と月額固定費に14,800円(税別)の費用がかかりますが、販路拡大で利益の増加が見込めるため、導入は効果的です。
クロスマの評判は?
実際にクロスマを利用した人はどんな感想を持ったのでしょうか。実際に導入したユーザーの声を一部抜粋してご紹介します。
以前からYahoo!ショッピングのアカウントを持っていましたが、出品や注文後の複雑な操作がかなり面倒でほぼ活用出来ていませんでした。クロスマを導入してからはワンクリックで自社のAmazonのデータを取り込み→出品した> いものを選んでクリックするだけでかんたんにYahoo!ショッピングへ出品ができるように> なったので、かなり楽になりました。
私は今までYahoo!ショッピングでの出店をしたことがありましたが、出品する場合、非常に手間がかかるのでAmazonで販売している商品の中でも1点物などは費用対効果が悪く、まとまった数を扱っているような商品しかヤフー併売は行ってきませんでした。しかし、クロスマ(アマヤフ!)を導入すると、ワンクリックでAmazonの情報を取得でき、情報の整理後、すぐに出品することができました。
導入後はどんどん売れていき、在庫の回転が早くなるのでとても重宝しています。
クロスマはどんな人におすすめ?
では、どんな人にクロスマのサービス導入は効果的なのでしょうか。
効率よく複数モール運営をしたい
Amazonに出品した商品を、2クリックで複数のモールにも出品できるのが、クロスマのサービスの最大の特徴です。出品、受注、出荷まで、面倒な工程をオールインワンで自動化できるため、運営管理の手間をグンと減らせるのです。
EC運営コストを見直したい
事業を拡大すれば、それに伴い、作業の効率化の検討が必要です。EC事業には受注、発送作業、在庫管理、価格管理などが発生します。当然、複数のモールに出品すれば、作業や管理など、運営がより複雑化するでしょう。
EC運営コストを見直したい方にもおすすめです。
ECサイトの利益を上げたい
モールによってユーザー層は異なるため、併売すれば、幅広い商品展開や在庫の回転率が上がり、利益アップも望めます。
併売を検討しているなら「クロスマ」がおすすめ!
複数のモールに出品すると、全てを手作業で行うのは難しくなるでしょう。併売を検討するなら、クロスマの活用はおすすめです。
公式サイトの情報も合わせて参考にしていただければ幸いです。
クロスマ公式HP:https://crossma.roborobo.co.jp/