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EC運営

EC物流とは?特徴や仕組み、運用のポイント、効率化するコツまで解説

インターネットショッピングで購入された商品を顧客のもとに届けることを「EC物流」といいます。EC物流はBtoCがほとんどで、多品種小ロットになりやすい、ラッピング包装が多いなどの特徴があり、物流の品質はネットショップの評価につながります。

この記事ではEC物流の特徴や仕組み、流れや運用するポイントを解説します。効率化のコツも解説するので参考にしてください。

EC物流とは

ECとは「Electronic Commerce」の略で、インターネットを介したショッピングを意味します。インターネットを利用して購入した商品を顧客のもとに届けるためには、商品の保管や梱包、配送などの物流が欠かせません。EC物流とは、インターネットショッピングにおける物流プロセスを指します。

EC事業で物流が重視される理由

EC事業では物流の品質がネットショップや店舗の評価に直結します。EC業界ではレビュー機能が広く普及しています。寄せられたレビューを参考にして購入を決めるユーザーも多いため、レビュー数やレビュー内容は非常に重要です。

レビューで評価される点は、商品の良し悪しだけではありません。物流も評価の対象です。例えば、希望した日時に届かなかったり梱包が雑だったりすると評価が下がり、丁寧な梱包や迅速な発送は評価が上がります。

EC物流の特徴

EC物流にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、3つの特徴を紹介します。

個人向けが主のため多品種小ロットになりやすい

EC物流はBtoCが主な販路になります。企業向けの場合には1回に大量の商品を配送しますが、EC物流では基本的に小ロットになりやすいです。また、実店舗のように陳列する必要がないため、商品の品揃えが豊富にできます。そのため、多品種小ロットになりやすく、配送先も多岐になるといった特徴があります。

顧客の趣味嗜好で梱包材や同封物が変わる

顧客満足度を高めるために顧客にあわせて、梱包材や同封物が変えられることもEC物流の特徴です。例えば、ランク制を導入して、購入回数や購入金額によって会員ランクを付与する、高ランク会員の梱包材をグレードアップしたり、お得なチラシを同封したりするなど、柔軟な対応ができます。

ギフト包装が多く、イベントシーズンは混雑する

多くのネットショップではラッピングに対応しているため、ギフト包装が多いことも特徴です。ネットショップを利用して、遠方に暮らしている人にプレゼントを贈ることも多いでしょう。誕生日やクリスマス、お中元やお歳暮などのギフト包装に大きな需要があります。そのため、EC物流はイベントシーズンには注文が多くなり、混雑しがちです。

EC物流の仕組みと流れ

EC物流はどのような仕組みで行われているのでしょうか。ここでは、EC物流の仕組みと流れを詳しく解説します。

1.商材を入荷、検品する

販売する商品を入荷したら、入荷数に間違いがないか、商品に問題がないかを検品していきます。不良品があった場合には取り除きます。不良品を見逃すと後々トラブルになるため、丁寧な検品が必要です。

2.倉庫へ棚入れする

検品して問題がなかった商品は、倉庫に棚入れします。棚入れとは、倉庫内の決まった棚に商品を保管することです。商品を棚に移動する場合には、何をどこの棚に保管したのか、しっかりと記録することが大切です。

3.倉庫内で保管・管理する

棚入れした商品は倉庫内で保管・管理します。保管する商品によって、設備や保管方法は異なります。食品なら冷蔵環境を整えるなどして、商品名や商品数、入荷日などを記録し、保管・管理を行うことが一般的です。

4.顧客からの注文を受ける

顧客からの注文を受けて情報を確認します。注文を受けたタイミングで支払い方法や配送先、ラッピングの有無や配送指定時間などをチェックします。間違いや不備がないかも確認し、注文の受付を完了します。

5.注文に沿ってピッキング・流通加工する

注文に沿って商品をピッキングしていきます。ピッキングとは商品を選定する工程で、注文通りの商品をピッキングすることが重要です。また、パッケージングや組み立てなどの流通加工が必要なケースもあります。

6.商材を梱包して出荷

最後に商品を梱包して出荷します。配送方法ごとに適切な梱包をして、宛名を作成、配送業者に商品を受け渡して完了です。梱包の際には、商品が破損しないようにしっかりと固定するなどの対策を取ります。

EC物流を運用するときのポイント

EC物流を運用する際には、3つのポイントがあります。ここでは、運用のポイントについて具体的に解説します。

適切な在庫管理を徹底する

EC物流では、在庫の明確化や在庫状況の把握が重要です。在庫を管理しておかなければ、注文を受けたのに在庫がなく配送が遅れてしまったり、賞味期限間近の商品を送ってしまいクレームがきたりするなど、顧客の評価が下がる可能性が出てきます。返金しなければいけないケースもあるため、在庫管理は徹底しましょう。

商品は“ロケーション管理方法”で管理する

ロケーション管理方法とは、商品の保管場所を住所(番地)で管理する方法です。住所で管理し、システムを使用したり看板などを配置したりすることで、どこに何があるかわかりやすくなります。商品の保管方法やスペースの管理などが適切に行えるだけでなく、ピッキングもしやすくなるためスピーディーに発送できます。

受注処理は効率よくスムーズに

複数のネットショップを運営している場合、受注管理はより複雑になります。それぞれの店舗に注文がくるため、注文を取り違える、在庫がなくなるといったリスクが高まり、場合によってはクレームにつながるケースもあります。このリスクを避けるために、WMSなどの倉庫管理システムを使っている店舗が多いです。

EC物流を効率化するには

複雑化しやすいEC物流ですが、アウトソーシングやツールの導入で効率化することが可能です。ここでは、EC物流を効率化するポイントを解説します。

物流をアウトソーシングする

物流業務はアウトソーシングをすることで手間が省け、作業効率が上がります。「人手が足りない」「物流のノウハウがない」という場合でも、アウトソーシングにより質の高いサービスの提供が可能になり、顧客満足度を高められることもメリットです。ただし、外注先との連携には注意しましょう。外注先に丸投げせずに、定期的にサービスを見直すことが大切です。

代表的な物流サービスの詳細については、こちらの記事も参考にしてください。

※『楽天ロジスティクスについて』

※『FBAマルチチャネルサービスについて』

EC運営のツールを導入する

EC運営のツールを導入することもポイントです。WMSなどの倉庫管理システム、コンテンツの自動表示ツールなど、EC運営を効率化するツールは数多くあります。複数の店舗を運営したい、販路をさらに拡大したい場合には、適切な在庫管理が重要です。人の手による労力をかけるのではなく、ツールを使った効率のよい店舗運営を意識するようにしましょう。

EC物流の今後の課題

EC業界の成長にともない、EC物流の需要は増加しています。需要に対して配送ドライバーや倉庫を管理する人材など不足しています。物流業界には、ツールを活用して人手不足を補い、効率化することや適正なシフト配置などが求められています。

また、運送費も上昇しており、大手配送業者を利用せず、独自の配送網を整備する企業も増えています。中小規模のネットショップ運営者は、人手とコストのバランスを見極めることが重要です。

まとめ

EC物流は、インターネットショッピングを支える物流プロセスです。質の高い物流を提供することで、顧客満足度を高めることができ、売上アップにつなげられます。しかし、EC物流に関するノウハウがない、具体策がわからないといった店舗も多いでしょう。

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