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【掛け率を徹底解説】掛け率の意味、計算方法、相場、使用例まで一気に解説します!

掛け率の計算方法を解説

仕入れ業務に関わる方なら「掛け率」という言葉を聞いたことがあると思います。
しかし、掛け率の定義や計算方法、他の類似する用語との区別をきちんとできていない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、掛け率の意味や計算方法、会話の中での使用例や混同しやすい他の用語との区別などを解説しています。
仕入れに関わる人にとっては基礎中の基礎の知識なので、この際にしっかり理解しましょう!

掛け率とは?

掛け率とは、商品の仕入れ価格を決めるときに使う大事な数字になります。上代や下代といった用語と一緒に用います。ここでは、それぞれの用語の意味を詳しく説明していきます。

掛け率

「掛け率」とは、商品の小売価格に対する卸値(おろしね)の割合を指します。
小売価格とは商品の定価のことで、卸値とは卸売業者が販売店に売り渡すときの値段のことです。つまり、「定価の何%で仕入れるか」というのが「掛け率」です。そのため掛け率は、〇%または〇掛けと表されます。

上代(じょうだい)

上代とは、商品の小売価格または定価のことを指します。
分かりやすくいうと、販売店が顧客に売る金額が1,000円だとします。この金額が上代です。 上代は一般的には消費税を含まない金額を指しますが、人によっては消費税込みの金額を上代と定義している場合があります。人と会話をするときは、どちらを定義しているかを明確にする必要があります。

下代(げだい)

下代とは、卸値または仕入れ価格(原価)のことを指します。
定価が1,000円の商品を、700円で仕入れたとします。この700円が下代です。

掛け率の計算方法

それでは掛け率の計算方法をみていきましょう。
基本的な式はこちらになります。

下代 = 上代 × 掛け率

次項にて上代と下代から掛け率を計算する方法、下代と掛率から上代を計算する方法をそれぞれ説明します。

上代:1,000円 下代:700円とします。

上代と下代から掛け率を計算する方法

掛け率を求めるには以下の式で計算します。

掛け率 = 下代 ÷ 上代

実際に計算すると、

700(下代)÷ 1,000(上代)= 0.7(掛け率)

となり7掛けとなります。

%で表す場合にはこれに100%を掛け、掛け率70%となります。

下代と掛率から上代を計算する方法

上代を求めるには以下の式で計算します。

上代 = 下代 ÷ 掛け率

実際に計算すると

700(下代) ÷ 0.7 (掛け率)= 1,000(上代)

となり、上代は2,000円ということが分かります。

掛け率の表現方法

会話の中で掛け率を使うときは、一般的には「7掛け(なながけ)」などと言います。また「掛け率70%」など%で言うこともあります。どちらも同じ意味ですので使いやすい方を使いましょう。

掛け率と混同しやすい用語

「掛け率」など、仕入れに関する用語には似ているけれど意味合いが違う用語や、関連語などがあり混同してしまいます。ここでは混同しやすい用語について説明します。

原価率

原価とは仕入れをする側からみた商品の元値になります。つまり原価率とは、仕入れ側からみた、商品の販売価格に占める原価の割合を表したものです。反対に卸売業者からみた場合は、掛け率となります。このように立場によって言い方が変わります。

利益率

掛け率は「商品の小売価格に対する卸値(おろしね)の割合」のことと説明しました。それに対して利益率とは、「商品の販売価格に対する利益の割合」のことを言います。

以下の計算式で計算することができます。

利益率 = 利益 ÷ 売上高 × 100

単に利益率といっても、対象となる利益の種類によって数値が違ってきます。具体的には以下の種類です。

  • 営業利益率
  • 経常利益率
  • 純利益率

このように利益の種類によって利益率の数値は変わってきます。

値入率

「値入率」はある商品がどれくらいの粗利益を出せるかを想定する計算です。商品の販売価格を決めるときに使う大事な数値です。

具体的には、「商品の販売価格に対して、販売価格と仕入れ原価の差額が占める割合」を表したものです。以下の計算式で計算することができます。

値入率=(販売価格-仕入れ原価)÷販売価格×100

例えば、販売価格が1,000円で、仕入れ原価が700円だった場合

値入れ率=(1,000-700)÷1,000×100

となり、値入率は30%となります。この30%が見込まれる粗利益になります。

掛け率は仕入れの基礎知識

掛け率は、商品の卸値(下代)から利益額を算出したり、その利益額に基づいた販売価格(小売価格、上代)を決めたりするときに使います。業界によって掛け率の相場が決まっている場合などは、その掛け率で売れるように販売価格を決めたりなど、値段交渉をする際にも用います。

このように、仕入れの交渉の際や商品価格について意思決定する際など使用機会が多いためEC担当者がしっかり理解しておくべき基礎知識になります。

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