Shopifyには100種類近くにもおよぶ公式テーマがあり、かなり自由にECサイトをデザインできます。
Shopifyのテーマには無料で利用できるものと有料で利用できるものがあり、有料テーマは無料の公式テーマよりも様々な機能を使うことができます。
今回は、数多くあるテーマの中からオススメできるShopifyの有料テーマ16選を「特徴・料金」と共にご紹介します。
Shopifyとは
Shopifyとはカナダで2014年に誕生したECプラットフォームです。
世界175か国100万店舗以上で利用されていて、現在のシェアは世界No1です。月額29ドルからネットショップを開くことができ、誰でも本格的なECサイトを作成できます。
決済手数料も国内最安値なので、継続的にネットショップを運営していきたい方に特におすすめのサービスです。
Shopifyのテーマとは
そんなShopifyは、「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートを選択することでショップの装飾を行うことができます。
テーマの種類は公式のもので100種類、非公式のものを合わせると1000種類もあります。
1からデザインをしたり、コーディングをする必要もなく誰でも簡単にショップの装飾をすることが可能です。
無料テーマの特徴
無料の公式のテーマは全8種類。
シンプルでわかりやすいものが多いことが特徴です。
機能は少ないものの、テーマごとに特徴があり初心者でも扱いやすいものになっています。
有料テーマの特徴
「無料テーマもたくさんあるのにどうして有料テーマを利用するのか?」
そのように思う方も多いかもしれません。確かにShopifyには無料で利用できる公式のテーマが8種類もあります。
しかし、無料テーマは最低限の機能のみが備わっていて、そこに機能やデザインを追加していくにはliquidというブログラミング言語を使わなければなりません。
一方、有料テーマは無料の公式テーマよりも様々な機能を使うことができます。
こうした機能は商品の購入率に影響することもあるので、本格的に長期間にわたってショップを運営していきたい方におすすめです。
Shopifyの有料テーマ16選
では、実際に有料のテーマでよく利用されているテーマを紹介します。
デモページもあるので気になった場合は確認してみてください。
Prestige
Prestigeはシンプルなデザインで商品を目立たせることができるテーマです。
トップページで様々な商品詳細をユーザーに伝えることができ、ページをスクロールする中で購買欲が高まるデザインになっています。
商品ページではタブ切り替えやレビュー機能があり、さらに多くの商品詳細を記載することが可能です。
- 価格:300ドル
- スタイル:Allure / Couture / Vogue
- デモサイト
Impulse
Impulseは検索機能に強みを持っています。複数条件での検索はもちろん、多段階絞り込みやコレクション検索など様々な要素が揃っています。
主にアパレルなどに利用されているケースが多いようです。
- 価格:310ドル
- スタイル:Modern / Clean / Bold
- デモサイト
Warehouse
Warehouseは商品数が多い店舗におすすめのテーマです。在庫の残り表示したり、お客様のレビューを見ることも可能です。
カタログとしても見やすいデザインとなっています。
- 価格:180ドル
- スタイル:Metal / Wood / Fabric
- デモサイト
Empire
Empireは商品数の多い店舗に使われることが多いテーマの一つです。
Empireは精錬されたデザインで、機能性も高く、とても人気があります。
最大の特徴は画像に商品タグをつけ、ポップアップで商品ページを開くセクションです。
商品を使用している画像に商品タグを追加することで、ユーザーは各商品の使用シチュエーションを想像しやすくなります。
- 価格:300ドル
- スタイル:Supply / Graphic / Industrial
- デモサイト
Parallax
Parallaxは画面をスクロールするのに併せて各要素のスピード感を変えたり、配置を変化させるパララックス効果を取り入れたテーマです。
見た目の美しさにこだわったデザイン性のあるテーマなので、おしゃれなショップを作るのに向いています。
- 価格:220ドル
- スタイル:Aspen / Madrid / Vienna / Los Angeles
- デモサイト
Motion
Motionの特徴はアニメーションや動画で商品紹介をできることにあります。
動画で商品紹介ができるため、商品の細部まで見せることが可能です。
テーマ全体としてクセがなく扱いやすいテーマとなっています。
- 価格:320ドル
- スタイル:Classic / Elegant / Minimal
- デモサイト
Testament
Testamentは新着商品や売れ筋商品を表示させることができるテーマです。
複数条件・多段階絞り込みなど商品検索がしやすく、カスタマイズもしやすいので、アパレル系のショップに多く利用されています。
- 価格:240ドル
- スタイル:Genesis / Exodus / Revelation
- デモサイト
Icon
Iconの特徴は画像中心のネットショップを作成できる点にあります。
商品にカーソルを合わせるとポップが現れて商品の詳細を確認することができ、直感的に利用することができます。
バリエーション選択で商品画像の表示が可能だったりと豊富な機能が魅力です。
- 価格:240ドル
- スタイル:Dolce / Christian / Yves / Vera
- デモサイト
Editorial
Editorialは商品の紹介をブログ形式で紹介できる特徴を有するテーマです。
最大で5つのブログを作成でき、それぞれのブログで異なるカテゴリの商品を扱うことも可能です。そのため、商品カテゴリが多いショップに向いていると言えます。
- 価格:220ドル
- スタイル:Agency / Amour /
- デモサイト
Split
Splitは縦に中央で分割されたコンテンツを左右それぞれ固定してスクロールしていくことが可能です。そのため、1つの画像に対してテキストの分量を多くしたい場合や、1つの説明に対して画像を多用したい場合に向いています。
また、instagramのアカウントを埋め込んで連携可能なため、instagramでのプロモーションとも相性がいいと言えます。
- 価格:250ドル
- スタイル:Looker / Cuber / Jagger
- デモサイト
Sunrise
Sunrizeはポップで少しレトロなデザインが特徴的なテーマです。
Shopifyのテーマは洗練された印象のテーマが多いですが、少し古めかしさや可愛らしさを感じるユニークなテーマと言えます。
ハンドメイドや子供向けの商品と相性がいいでしょう。
- 価格:240ドル
- スタイル:Spring / Beach Hut / Uplight / Digitale
- デモサイト
Showcase
Showcaseは写真を大きく使いたいときに活躍するテーマです。
特にトップページのファーストビューに表示するメインビジュアルを画面の幅いっぱいに使える点が特徴といえます。
ショップの世界観を写真で訴求したい場合には候補んい入ってくるテーマです。
- 価格:300ドル
- スタイル:Betty / Beard / Native / Luna
- デモサイト
District
Districtはパソコン版とスマートフォン版で異なるメインビジュアル画像を設定することが可能なため、モバイル対応に優れたテーマと言えます。
また、商品のサムネイルもカーソルを合わせたときとそうでないときの写真を変えられるため、クリックしなくても2パターンの商品画像を見せることができ、魅力を訴求しやすいのもメリットです。
- 価格:220ドル
- スタイル:District / Energy / Coast
- デモサイト
Pacific
Pacificはサイドバーの機能が豊富なのが魅力的なテーマです。
取り扱う商品が多いECサイトでは、サイドバーは必須とも言える機能ですが、Shopifyテーマでサイドバーが付いているものは少ないのが現状です。
商品数・商品カテゴリが多い場合には積極的に検討したいテーマと言えます。
- 価格:220ドル
- スタイル:Bold / Warm / Bright / Cool
- デモサイト
Maker
Makerは女性向けのアパレルやコスメのショップ構築にマッチするデザインのテーマです。
写真を大きく使用できるため、ショップの世界観を視覚的に伝えるのに適しています。また、デフォルトの配色が女性らしい上品さを備えており、そのままでも十分使用できます。
- 価格:250ドル
- スタイル:Bloom / Fashion / Luna
- デモサイト
Vantage
Vantageは、シンプルでクリーンなレイアウトで、どんな業種でも汎用的に使用できるテーマです。
写真を大きく使用することができるため、商品画像を効果的に使用できます。
- 価格:240ドル
- スタイル:Clean / Mono / Reclaimed / Black
- デモサイト
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はShopifyの有料テーマを中心に、それぞれの特徴と詳細について紹介していきました。
実際にデモページから、何ができるのかを確認してみるとよいでしょう。
Shopifyのテーマは無料のものも沢山ありますが、有料テーマは無料に比べて多機能であったり、デザインが優れているものが多いです。
無料テーマで物足りない方は、参考にしていただければと思います。