190ヵ国で展開されている世界最大級の越境EC・ネットオークションサイトといえば、eBayです。eBayはワールドワイドに展開されているため、さまざまな商品を探すことが可能です。
本記事では、そんな魅力的なeBayについて初心者向けガイドとして徹底開設していきます。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- eBayとはどんなサイト?
- eBayの特徴
- eBayの登録方法
- eBayで商品を購入する方法
- eBayに出品する方法
それでは解説していきます!
eBayとは?
eBayの本社はアメリカ合衆国カリフォルニア州にあります。
冒頭でもふれたとおり、eBayは190ヵ国で展開されている世界最大級の越境EC・ネットオークションサイトです。
日本国内では、ECサイトプラットフォームといえばAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが有名で、eBayの知名度はそれほど高くないでしょう。しかし、eBayは世界中に展開しており、かなりの規模を誇っています。
商品カテゴリーは3,000以上、出品数は12億点以上です。
越境ECを行う方法は様々ありますが、多数の国を対象としてEC事業を展開する場合、eBayは有力な選択肢となるでしょう。
eBayの2つの特徴
eBayには大きく2つの特徴があります。
- 越境ECに強い
- 世界有数のECサイトの1つ
その特徴について、深堀します。
越境ECに強い
eBayは世界最大級の越境ECサイトのため、多くのユーザーにより、幾多の商品に出会うことが可能です。
また、決済システムの一つに、「PayPal」が採用されているのもポイントです。万が一トラブルが起きても保証がある点も、越境ECとして強い理由と言えるでしょう。
世界有数のECサイトの1つ
日本国内では国内のオークションサイトが台頭しているため、知名度では劣ると思いますが、世界規模で見ればeBayの知名度は高く、ユーザー数も桁違いに多いです。
現在商品カテゴリーは3,000以上、出品数は12億を超えており、世界有数のECサイトの1つに挙げられます。
まずはeBayに登録しよう
越境ECを「eBayで始めよう」と思った時に必要となるのはeBayへのアカウント登録です。
買う・売るどちらで使用する場合もアカウント登録は必要です。
- 入力はすべてアルファベットでする(英語表記サイトのため)
- 登録サイトと住所は、日本在住の場合必ず日本国内の住所で登録する
- Payoneer(安全なオンライン取引のためのシステム)登録時は、「法人向け」「個人向け」を自身のビジネス状況に合ったものを選ぶ必要がある
「eBayアカウント登録」の詳しい手順については下記ページを参考にしてください。
eBayで購入する方法
eBayのアカウント登録が無事完了したら、eBayを使っていきましょう。
アカウント登録と住所や決済方法などを入力すると、売買どちらも可能になります。
1. eBayアカウントにログイン
先ほど作成したeBayアカウントにログインします。
2. 欲しい商品を検索する
トップページの検索欄(eBayのロゴ横の検索フォーム)へ欲しい商品のキーワードをすべて英語で入力し、検索します。
3. 配送先を日本に設定する
ホーム画面右上部の「Ship to(配送先)」で「Japan(日本)」を選び、日本への発送を設定します。
4. 欲しい商品がオークションか即決可能か確認する
商品によって、「オークション(落札)」形式か「即決可能」なのか、購入の仕方が変わるため必ず確認します。
5. 購入する
即決可能(オークションではない商品)の場合、「Buy It Now(今すぐ購入)」「Add to Cart(カートに追加)」が表示されます。
オークションの場合、金額を入力する「Place Bid(入札)」というウィンドウが表示されるので、現在の最終落札価格より大きい額を提示します。
6. 初回の場合は支払い方法などの設定を行い決済へ
初回利用の場合、支払い方法などの設定が完全ではないため、設定します。
支払い方法は大きく2つです。
- PayPal
- デビットカード・クレジットカード・プリペイドカード(Vプリカも含む)
eBayで出品する手順
次は出品する手順を紹介します。
1. アカウントへログイン
購入と同じく、売買どちらにしてもアカウントが必要なため、出品の際も同じようにアカウントへログインします。
2. 「Sell」をクリック
トップページのロゴの上にあるヘッダー内「Sell」をクリックします。
3. 出品したい商品のカテゴリーを選択
自分が出品する商品に関わるキーワードを入力して検索して、商品カテゴリーを選びます。
カテゴリーを選択すると、自動的に画面が遷移するので、表示内容を確認しながら進めます。
該当カテゴリーが見つからない場合は「Continue without a product」という選択が出てくるので、そちらを選びます。
4. 出品する商品の詳細情報や画像を設定
カテゴリー選択が完了したら、商品の詳細情報や画像を設定していきます。
「タイトル」「商品の状態」など出品する商品と相違がないように入力します。
- 言語は「英語」を使用する
- タイトルは80文字以内で入力する
商品情報を設定したら、画像も設定します。
- 最大12枚まで設定が可能
- 画像の拡大機能を付加することも可能
(下部にあるチェックボックス(Display a large photo in search results with Gallery Plus)にチェックを入れる)
また、任意入力の項目として「Item Specifics」項目があります。
入力せずに出品することも可能ですが、消費者により多くの情報を伝える事ができるため、入力をオススメします!
5. 発送方法や支払い方法などを設定
購入してもらった場合、発送や購入者からの支払いが発生するため、出品の際にあらかじめ決めておきます。
「Selling details」項目は、販売に関する詳細を入力します。
- 支払方法
- 商品の価格
「Shipping details」項目は、発送の詳細を入力します。
- 発送方法について送料
- 配送設定
6. 出品する
商品詳細を入力し、画像も設定、発送方法や支払い方法などの設定が完了したら「List Item」を押すと出品完了です。
出品された際、どのように表示されるか確認する場合は、「Preview」を押すとプレビュー画面として確認ができます。
eBayを利用する際の注意点
eBayで売買取引をする上で必要な、最低限の注意点についても解説します。
基本的に英語力が必須
売り手・買い手となっても、どちらにせよ英語でのやり取りは必要となります。自動翻訳を駆使して理解することは可能ですが、正しく表示されない可能性も。
またトラブルが起きた際、クレーム対応で意味を正しく伝える、もしくは正しく受け取らないとさらにトラブル悪化を招く危険性があります。
英語が不慣れであれば自動翻訳のほか、人間に翻訳を依頼するなど、うまく使い分ける必要があります。
最低限の越境ECに対する知識が必要
利用するにあたって、越境ECに対する最低限の知識は必要です。
物流の点では国内ECよりも複雑となり、工数も増えてしまいます。小規模でやっている時は対応できたものの、規模の拡大によって物流業務が他の業務を圧迫します。
そのようなことも知識として持ち、想定しながら継続していかなければなりません。
【まとめ】さっそくeBayアカウントを作成するところから始めよう
出品の際の説明、購入の際のスペック確認に英語力、越境ECの知識が必要だったりと最初は思い通りにいかないことも多いでしょう。
しかし、越境ECとして世界中に利用者がいるeBayは、国内で出会えない商品に出会えることもあります。
国内で売っている商品が頭打ちになっていたとしても、海外へ売り込むことで商品の新たな可能性を見いだせるなど、大きな成果を得られる可能性がたくさんあります。
初心者でもはじめられる越境ECですので、売上をアップするためにもまずはアカウント登録して、実際に触れて慣れるところからはじめましょう。